大浦川河口部 |
マングローブ |
世界的な分布の視点から,北限域に分布するマングローブ樹種が生育する(メヒルギ,オヒルギ,ヤエヤマヒルギ).マングローブ林が生態系として他の動植物との相互作用があり,そこを生息・生育地とする動植物が特異である.マングローブ湿地生態系の種の多様性が高い.群落サイズも個体群を維持する上で十分な面積がある. |
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大浦川および河口部 |
淡水魚類* |
ヒゲワラスボ,アサガラハゼ,トカゲハゼなどの生息地. |
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大浦川および河口部 |
昆虫類 |
上流域ではリュウキュウハグロトンボ,オキナワルリモントンボ,カラスヤンマ,ヒメドロムシ類などの流水性昆虫が豊富である.河口部のマングローブ湿地周辺の水溜まりでは止水性昆虫の種の多様性が高い.汽水域にキバナガミズギワゴミムシが生息する. |
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大浦川および河口部 |
甲殻類* |
河口部には干潟やマングローブ域が広がっている.近年,多くの甲殻類の未記載種および日本初記録種が発見された. |
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大浦川河口部 |
底生動物 |
マングローブ湿地内にシマカノコ,マングローブアマガイ,オイランカワザンショウ,カタシイノミミガイ,ゴマセンベイアワモチなどが生息する. |
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