「重要湿地」 No.208　三浦半島の湾･入江干潟および沿岸

塩性湿地，干潟，藻場，その他湿地

生息・生育域	生物分類群	選定理由	選定基準
観音崎周辺沿岸	海草・海藻	コンブ目やホンダワラ科主体の海藻群落として相当の規模の面積を有している．	1
油壷湾，諸磯湾，三浦海岸，小網代湾，江奈湾，大浦海岸	海草・海藻	アマモ群落，カジメ場，ガラモ場．【油壷湾，諸磯湾】アマモ，タチアマモ，ヒロハクロメなどの生育地．【三浦海岸，小網代湾】タチアマモの生育地．【三浦海岸，江奈湾，大浦海岸】コアマモの生育地．	1, 3
毘沙門から剱崎沿岸	海草・海藻	亜熱帯性海藻の北限域であり，多様な生物相を有する．	3
小田和湾	海草・海藻	アマモ，アラメ，クロメ，カジメ，アナアオサ，リボンアオサなどの生育地．	1, 2, 3
小網代の森とその周辺	昆虫類*	コシボソヤンマ，アサヒナカワトンボ，ヤマサナエなどの生息地．	2
小網代の森と小網代湾	底生動物	自然林間の河川，河口，入江の水系として連続した自然形状の保存がきわめて良好でアカテガニやモクズガニなど海と淡水を往復する水生動物が豊富．	3
江奈湾	底生動物	ヨシ群落の塩性湿地が発達する入江干潟．ホソウミニナ，ヤマトオサガニ，チゴガニなどの生息地．	1

位置図について
各湿地の位置情報（地図上の点）は、絶滅危惧種の保全等に留意し、おおよその代表地点を示したものです。
＊について
生物分類群に＊が付いている場合は、今回の見直しにより新たに追加されたことを示します。