1.プロジェクトの経緯
令和3年8月に、犬猫の殺処分をさらに削減することを目指して、多様な関係者との連携・協力による当プロジェクトを構築しました。その後、令和6年度にパートナー団体は3者に増えたこともあり、環境省とパートナーとの個別の活動だけでなく、パートナー同士の連携等も含めてプロジェクトの活動の幅を広げるため、令和7年度4月からはプロジェクトの目的を殺処分減少や譲渡促進から動物愛護管理全般に拡大しました。今後は、人と動物が共生する社会の実現に向けて、更なる幅広い取組を行ってまいります。
2.名称の由来
このプロジェクトは、パートナーシップの当事者である推進主体と環境省、譲渡活動や犬猫の受入れ活動を行う団体間、犬猫と飼い主など、取組の推進に関わる多くの関係者同士の「絆」をつなぎ、行き場のない犬猫が安心して暮らせる場を提供することで、殺処分や不適切な飼養を回避し、多くの「命」をつなぎとめることを目指し、その名称を「パートナーシッププロジェクト「つなぐ絆、つなぐ命」」として令和3年に構築しました。令和7年度からはプロジェクトの目的を動物愛護管理全般に広げ、プロジェクト名称を「人と動物の共生パートナーシッププロジェクト「つなぐ絆、つなぐ命」」に変更しています。
3.プロジェクトの対象
人と動物の共生する社会の実現に向けて、企業や団体等が推進する全国規模の取組のうち、企業・団体等と環境省、又は企業・団体等同士で連携・協力して取り組む活動を対象としています。
4.プロジェクトの進め方
本プロジェクトの趣旨に賛同し、活動に取り組む企業や団体等と環境省がパートナーシップを締結し、それぞれの特性を生かして、連携・協力を行います。意欲のある様々な主体が環境省と多様なパートナーシップを結び、プロジェクトが拡大していくことが可能となるよう、活動企業・団体等と環境省が個別に活動内容及び連携・協力する事項の確認・調整等を行い、共同文書に署名する方式や連携事業の提案・承認を行う方式などによりパートナーシップを締結し、活動を推進します。今後、随時プロジェクトへの参画を募り、多様な主体による効果的な取組の拡大を図ります。