狩猟講座とは
狩猟文化の継承に真摯に向き合い、狩猟技術の研鑽に日々努め、地域の狩猟技術向上の核となる人材を確保・育成することを目的に、より実績的な狩猟の技術を学びます。
本講座は、平成30年度から新たに開催しました。平成30年度の講座は、山梨県山中湖村で全2回・合計4日間の日程で開催しました。各地の狩猟技術の先端を行くハンターの信念や覚悟に触れるとともに、山の見方、歩き方を体験し、狩猟をプランニングする術を学びました。
~講師曰く、狩猟の醍醐味とは~獲物の痕跡から「見切り」を行い、見切り結果から「計画」を立て、計画通り(見切り通り)にケモノが実際にいて、それを計画通りに獲ること。
※見切り通り:獲物の種類や大きさ、頭数まで正確に判断すること。
狩猟講座(平成30年度)の主なプログラム
日程 | プログラム | 内容 |
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【第1回】 1日目 |
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あいさつ | 講師・参加者自己紹介 | |
狩猟リーダーとは? (座学) |
狩猟地域リーダーの活動内容や思いを聞きます。 | |
グループディスカッション | ハンター間のネットワークづくりと受講の目的を共有します。 | |
交流会 | 地元のジビエ料理を味わいながら、ざっくばらんにハンターさん達と語り合い、ハンター間のネットワークをつくります。 | |
【第1回】 2日目 |
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猟場視察 (屋外研修) |
けものの痕跡や現地の地形等から分かること、ハンターの「目」を解説します。
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【第2回】 1日目 |
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ガイダンス | ||
現地踏査 (屋外研修) |
2人1組のグループで参加者が自ら捕獲計画を作成するため、現地踏査を行います。
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捕獲計画作成 | グループごとに手順書に沿って捕獲計画資料を作成します。
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【第2回】 2日目 |
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捕獲計画発表会 | グループごとに捕獲計画を発表し、講師から講評をいただきます。
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まとめ・閉会 |
※令和元年度も開催予定です。プログラムは変更となる予定です。
参加者の声
- 座談会では、おそらくここまで狩猟に対して向き合っている方はそうそういないと思うコアな方の話を聞けました。
- 捕獲計画発表会では、巻き狩りのやり方を全く知らない中で立てた計画でも、しっかりといい所、ダメな所を指摘してもらえました。
- 長年にわたって狩猟をやっている講師のお話や、講師がどんな目で猟場を見ているかが参考になりました。