こどもホタレンジャーになろう

こどもホタレンジャーとは

暗闇の中を飛び交うホタルの光は、古くから日本の原風景として大切にされてきました。こうした風景が多くの地域で失われてきた一方で、失われたホタルを呼び戻そうとする活動や残されたホタルを守ろうとする活動も広がってきています。

日本で多くみられるゲンジボタルやヘイケボタルは、一生のほとんどを水辺で過ごす生き物です。こうした活動は、豊かな水環境を守り、次世代に残していくための活動にほかなりません。これらの活動を通じて、特に次世代を担う子どもたちが、川や湖の生きものに触れ、これを自らの手で守ることのよろこびを感じ取ってくれることが望まれます。

こうした、ホタルを守るこどもたちの活動を「こどもホタレンジャー」と名付けました。これは、ホタルを守る人という意味で、「ホタル」と「レンジャー」をつなげたものです(レンジャー(ranger)とは、パークレンジャーという言葉があるように、森林や自然公園を警備したり、保護したりする人という意味があります)。

このような活動の報告を募集し、全国の代表的な活動やユニークな活動を環境大臣が表彰します。表彰対象の方は、活動を報告していただきます。たくさんの報告をお待ちしています。