平成13年度環境省事後評価 |
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<目標>
<評価> 化学物質は、私たちの生活を豊かにし、また生活の質の維持向上に欠かせないものとなっている一方で、日常のさまざまな場面、製造から廃棄に至る事業活動の各段階において、環境を経由して人の健康や生態系に悪影響を及ぼすおそれがあり、環境リスクに対する国民の不安も大きくなっており、PRTR制度を活用した情報の提供等が必要となっている。 本年12月予定のPRTRデータの公表に向け、PRTR制度の対象である354物質の排出量等の届出・公表を円滑に進めるための基盤整備を行うとともに、化学物質に係るリスクコミュニケーションを効果的に行うため、PRTRデータを解説したガイドブックの作成・公表等によりPRTR制度への基礎的な理解を助けるなどの準備を進めている。今後とも、本制度による化学物質の排出量等データの精度向上、化学物質の環境リスクの理解に有用な情報の提供等を進めていくことが重要である。 化学物質の環境リスクに関する情報の共有及び相互理解を促進する場として、平成13年12月、市民・産業・行政の代表から成る「化学物質と環境円卓会議」が設置され、議論が開始されている。今後も、人材活用方策や人材育成のための研修内容の確定、子供も理解できる教材の作成を急ぐことが重要である。 <課題>
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