PEOPLE & WORK 環境省で働く

理工系

環境問題を理解し解決に導くためには、多くの場合、科学の知見が不可欠です。
理工系職員は、様々な分野の科学的知見を背景に、法律や経済分野の知見を有する事務系職員らと協働しながら、
あらゆる分野における個別の政策(例えば、気候変動や資源循環政策など)の立案や制度づくり、プロジェクトの実施を担います。

総合職は、環境省本省において、
法律や経済分野の専門的知見を有する事務系職員らと協働で、政策立案・制度改正を担当することが多くあります。

一般職は、2016年度から採用を始めた試験区分であり、まだ実績は長くないのですが、
本人の希望、適性や能力にあわせて、特定の分野の専門家として活躍することが期待されます
(総合職に比べると地方事務所で業務をする機会が多くなる予定です)。

Interview 職員インタビュー

2010年入省/総合職理工系(旧国家Ⅰ種 理工Ⅰ)

地球環境局総務課低炭素社会推進室

安陪達哉

東日本大震災直後から、東京電力福島第一原子力発電所事故に関連する放射性物質の汚染対策に従事。
国土交通省への出向、環境アセスメントの担当を経て、現在は地球温暖化の総合計画立案を行う。
環境省自転車部に所属し、年次・職種分け隔てなくチームでサイクリングを楽しむ。

メッセージ

原子力発電所の事故対応を担当した時には、動乱のなか、まさに国の非常事態を背負っている気持ちで、被災者の方々に最後まで責任を持つことを学びました。
また、現在は長期的な温暖化対策の立案を担当し、将来の社会の在り方を考えています。
持続可能な社会という理想を持った上で、いかに現実を変えられるか。ミッションとパッションを持ち合わせ、専門性やコミュニティの殻に閉じこもらずに何でもやろうという思いを持つことで、充実した仕事ができる職場です。

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