宅配便が再配達されている割合は約2割。再配達によって年間約1.8億時間というドライバーの労働力が消費されているだけでなく、トラックから約42万tにも及ぶCO₂が排出されているのです。こうした社会的損失を防ぐためにも、できるだけ1回で受け取ることが求められています。

再配達を防ぎ、できるだけ1回で荷物を受け取るための一つの方法が、時間帯指定。自宅で荷物を受け取る場合は、あらかじめ確実に荷物を受け取ることができる時間帯を指定しておくことが大切です。“ 送料無料”となっていても、実際には物流コストが発生しているのです。

自宅で受け取るのが難しい場合は、コンビニエンスストアや宅配業者の営業所など、自宅近くや通勤経路などにある受け取り可能な場所を配達先に指定しましょう。また自宅に「宅配ボックス」を設置する、もしくは共用型の「宅配ロッカー」を活用する例も増えています。