皇居外苑ニュース
タイサンボク


タイサンボク
北の丸公園のタイサンボクが見ごろを迎えています。タイサンボクの学名はMagnolia glandifloraでモクレン属の大きな花という意味だそうです。その名の通り大きな花ですが、高い位置に咲いているため実際の大きさを感じることができません。
アメリカ合衆国東南部が原産で、ミシシッピ州とルイジアナ州の州木に指定され、ミシシッピ州では「タイサンボクの州(マグノリアステイト)」との愛称があり、州旗にも描かれています。香りがよく大きな白い花を咲かせるタイサンボクは人を惹きつけ、日本を含め世界各地に植栽されているそうです。一輪の花が咲いている期間は3日ほどです。



(2025年5月23日 花木園にて撮影)
タイリンキンシバイ
キンシバイの花は4cmほどですが、タイリンキシバイは6cmほどの大きさで、葉が十字対生状※(じゅうじたいせい)になっているところが特徴です。そのほか、タイリンキンシバイに似ているものに「セイヨウキンシバイ」「ビョウヤナギ」があります。似た植物の違いを見極めるのは難しいですが、どんなところに特徴があるのか植物を観察する面白さがあります。※対生とは、一つの節から葉2枚が生えていることをいいます。対生の葉が節ごとに90度ずつねじれている状態が十字形に見えるため十字対生といいます。




(2025年5月22日 休憩所付近にて撮影)

※カラスにご注意ください。食べ物の入ったビニール袋などを持って行かれる場合があります。
※北の丸公園では、落ちている実や葉を拾うことは問題ありませんが、落ちる前の木に付いている状態の実や葉を採取することは公園規則で禁止しています。ご理解ご協力をお願いいたします。
※落ち葉などで足元が滑りやすくなっているところもありますので、くれぐれも園内散策の際はご注意下さい。
※園内にゴミ箱はありませんので、ゴミは各自お持ち帰り下さい。
トピックス
環境省 皇居外苑HPの園内マップに四季毎の「北の丸公園 生物相パンフレット」(子ども向け)(大人向け)が新たに加わりました。自然豊かな北の丸公園散策時にご活用ください。
生物相パンフレットは、下記URLからダウンロード可能です。https://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/2_guide/Kokyogaien_entire_guide_map.html
「6MUSEUMS 東京駅周辺美術館マップ」東京駅から歩いていける6つの美術館のマップです。
開催中の展覧会の詳細や英語での情報をご覧いただけます。
https://www.6museums.tokyo/
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
(詳しくは各施設へお問い合わせください。)
北の丸公園内施設
科学技術館
科学技術館にて「『クルマのリサイクル作品コンクール』入賞作品ポスター展示」が開催されます。
開催期間:2025年5月30日から6月30日まで。
国立公文書館
国立公文書館にて「令和7年度第1回企画展『万博―日本と博覧会の歴史―」が開催されます。
開催期間:2025年5月31日から6月29日まで。
国立公文書館にて「令和7年夏の特別展『終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―」が開催されます。
開催期間:2025年7月19日から9月15日まで。
東京国立近代美術館
東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリーにて「ヒルマ・アフ・クリント展」が開催されています。
開催期間:2025年3月4日から6月15日まで。
東京国立近代美術館所蔵品ギャラリーにて「所蔵作品展 MOMATコレクション」が開催されています。
開催期間:2025年2月11日から6月15日まで。
北の丸公園周辺施設(等)
皇居東御苑及び皇居三の丸尚蔵館
新施設の建設工事に伴い、皇居三の丸尚蔵館は休館中です。
全面開園は令和8(2026)年の秋を予定しています。
昭和館
昭和館にて「石川光陽写真展 ―第2期 戦時下の東京―」が開催されています。
開催期間:2025年3月1日から2025年6月29日まで。
しょうけい館(戦傷病者史料館)
しょうけい館にて「令和6年度 春の企画展 綴られた思い」が開催されています。
開催期間:2025年3月4日から2025年6月1日まで。
日比谷公園
千代田区立図書館
千代田区観光協会
千代田エコシステム推進協議会
千代田区商店街連合会
(順不同)