皇居外苑ニュース
ツルボ


ツルボ
海岸の崖地、土手や田の畦に生育するツルボが、田安門付近に咲いています。
ツルボは、春と初秋の年2回葉を付けるそうです。春に生えた葉は夏草が茂る前に枯れ、再びお盆の頃に花茎と葉を一緒に伸ばすそうです。夏場の強烈な暑さを避けるように休眠するツルボの葉のしくみは、日本の四季に見事に適応していると考えられます。秋の花期は8月~10月とされ、花は房の下の方から上に向かって徐々に咲いていきます。
(2025年9月22日 田安門付近にて撮影)
ヌスビトハギ
光り輝く朝露ように小さい花が咲いています。
花の大きさは3㎜ほどで、アレチヌスビトハギの半分ほどの大きさです。花の上部は白く、下部は鮮やかな紫色で、ミズヒキの花のように見る角度によって色が違って見えます。
小さい花には小さなお客さんが訪れていました。アリたちには紫色の花に見えて来ている思われます。
(2025年9月22日 北樹林地付近にて撮影)
ゴンズイ
大きな可愛らしい目のような種子のゴンズイです。
赤い果実から黒い種子を見せ、花の少ない今ごろにとても目立っているのですが、ゴンズイの枝葉には独特な臭気があるため、鳥がついばみに来ている様子はありません。
(2025年9月22日 北樹林地付近にて撮影)
※ハチ類はこれから秋にかけて活動が活発になります。黒い服装、香水や整髪料など香りのあるものは
ハチ類を誘引しやすいのでご注意ください。
※ハチが近寄って来た際には手で払うなどはせず、ゆっくり離れてください。巣を見かけた場合は、
速やかに巣から遠ざかってください。
※カラスにご注意ください。食べ物の入ったビニール袋などを持って行かれる場合があります。
※北の丸公園では、落ちている実や葉を拾うことは問題ありませんが、落ちる前の木に付いている状態の実や
葉を採取することは公園規則で禁止しています。ご理解、ご協力をお願いいたします。
※落ち葉などで足元が滑りやすくなっているところもあります。くれぐれも園内散策の際はご注意下さい。
※園内にゴミ箱はありませんので、ゴミは各自お持ち帰り下さい。
トピックス
環境省 皇居外苑HPの園内マップに四季毎の「北の丸公園 生物相パンフレット」(子ども向け)(大人向け)が新たに加わりました。自然豊かな北の丸公園散策時にご活用ください。
生物相パンフレットは、下記URLからダウンロード可能です。
https://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/2_guide/Kokyogaien_entire_guide_map.html
開催中の展覧会の詳細や英語での情報をご覧いただけます。
詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
https://www.6museums.tokyo/
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
(詳しくは各施設へお問い合わせください。)
北の丸公園内施設
国立公文書館
「令和7年度第2回企画展 内閣文庫140周年記念『世界へのまなざし―江戸時代の海外知識―』」が開催されます。
開催期間:2025年10月11日から12月7日まで。
東京国立近代美術館
「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」が開催されています。
開催期間:2025年7月15日から2025年10月26日まで。
北の丸公園周辺施設(等)
皇居東御苑及び皇居三の丸尚蔵館
新施設の建設工事に伴い、皇居三の丸尚蔵館は休館中です。
全面開館は令和8(2026)年の秋(予定)。
昭和館
「石川光陽写真展 ―第3期 終戦・復興する東京―」が開催されています。
開催期間:2025年7月5日から2025年12月21日まで。
しょうけい館(戦傷病者史料館)
「令和7年度 戦後80年 特別企画展『武良茂(水木しげる)の戦争体験』」が開催されています。
開催期間:2025年6月3日から2025年10月13日まで。
「第23回日比谷公園ガーデニングショー2025」が開催されます。
開催期間:2025年10月18日から10月26日まで。
千代田区立図書館
千代田区観光協会
千代田エコシステム推進協議会
千代田区商店街連合会
(順不同)