皇居外苑ニュース
ヒヨドリジョウゴ


9月1日は「防災の日」でした。大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災を教訓として、一人ひとりの防災対策の重要性を広く国民に理解してもらうため「防災の日」に制定されました。関東大震災での死者・行方不明者は10万5千余人という大惨事でした。日本は地震だけでなく、台風、豪雨などの自然災害も発生しやすい国です。様々な災害に備え、日頃からの防災対策をしっかりしておきましょう。
ヒヨドリジョウゴ
ヒヨドリジョウゴはつる性の多年草です。新しい枝は古い枝から成長し、他の植物などを支えにして更に枝を伸ばしていきます。5つの花弁は時間が経つにつれ、写真のように後ろに反り返るそうです。
ヒヨドリジョウゴはナス属ですが、赤い小さな丸い実をつけるそうです。実には毒性があり、ヒヨドリも実を好んで食べることはないそうです。
(2025年9月2日 山上通りにて撮影)
ヤハズソウ
日当たりの良い草原や道端で見かけることがあるヤハズソウに紫色の花が咲いています。花期は8月~10月と最も暑い頃に花を咲かせるそうです。
葉は節ごとに3枚あり、葉を千切ると斜めに入った葉脈から切れることから、その形に似た「矢筈(ヤハズ)」からヤハズソウという名前になったそうです。
(2025年9月2日 北芝生広場にて撮影)
※カラスにご注意ください。食べ物の入ったビニール袋などを持って行かれる場合があります。
※北の丸公園では、落ちている実や葉を拾うことは問題ありませんが、落ちる前の木に付いている状態の実や
葉を採取することは公園規則で禁止しています。ご理解、ご協力をお願いいたします。
※落ち葉などで足元が滑りやすくなっているところもあります。くれぐれも園内散策の際はご注意下さい。
※園内にゴミ箱はありませんので、ゴミは各自お持ち帰り下さい。
トピックス
環境省 皇居外苑HPの園内マップに四季毎の「北の丸公園 生物相パンフレット」(子ども向け)(大人向け)が新たに加わりました。自然豊かな北の丸公園散策時にご活用ください。
生物相パンフレットは、下記URLからダウンロード可能です。
https://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/2_guide/Kokyogaien_entire_guide_map.html
開催中の展覧会の詳細や英語での情報をご覧いただけます。
詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
https://www.6museums.tokyo/
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
(詳しくは各施設へお問い合わせください。)
北の丸公園内施設
国立公文書館
「令和7年夏の特別展『終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―』」が開催されています。
開催期間:2025年7月19日から9月15日まで。
東京国立近代美術館
「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」が開催されています。
開催期間:2025年7月15日から2025年10月26日まで。
北の丸公園周辺施設(等)
皇居東御苑及び皇居三の丸尚蔵館
新施設の建設工事に伴い、皇居三の丸尚蔵館は休館中です。
全面開館は令和8(2026)年の秋(予定)。
昭和館
「石川光陽写真展 ―第3期 終戦・復興する東京―」が開催されています。
開催期間:2025年7月5日から2025年12月21日まで。
「戦後80年特別企画展『社会を映す、動かす―ポスターに現れる国策宣伝の姿―』」が開催されています。
開催期間:2025年7月19日から2025年9月7日まで。
しょうけい館(戦傷病者史料館)
「令和7年度 戦後80年 特別企画展『武良茂(水木しげる)の戦争体験』」が開催されています。
開催期間:2025年6月3日から2025年10月13日まで。
「第23回日比谷公園ガーデニングショー2025」が開催されます。
開催期間:2025年10月18日から10月26日まで。
千代田区立図書館
千代田区観光協会
千代田エコシステム推進協議会
千代田区商店街連合会
(順不同)