皇居外苑ニュース
ハクウンボク(白雲木)


東京オリンピックパラリンピックの開催に伴い、2月1日より、セキュリティフェンスの設置を含めた
関連設備等の整備工事が順次再開されており、北の丸公園の一部が利用できなくなります。
ご利用の皆様方にはご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いします。http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_234.html
公園利用の自粛のお願い
新型コロナウイルス感染症の更なる感染拡大防止のため、当面の間
公園利用は下記の点についてご協力いただきますよう、お願い申し上げます。
1.酒類を伴う宴会行為は、禁止とさせていただきます。
2.広場、園地でシート等を広げて飲食を行う行為は、禁止とさせていただきます。
3.野外卓、ベンチでのご飲食は、短時間でのご利用をお願いいたします。
4.園内を散策される際は、マスク着用や可能な限り混雑を避けるなど、感染防止にご協力を
お願いいたします。
環境省皇居外苑管理事務所
北の丸公園管理事務所
園内では様々な植物に葉が付き、新緑の季節です。
ハナミズキは見頃がそろそろ終わりに近いですが、代わりにハクウンボクやホオノキなどの花が咲き始めました。
それでは、園内の自然状況をお知らせします。
ハクウンボク:白雲木(2021年4月22日、モミジ林付近にて撮影)
エゴノキ科エゴノキ属に分類され、日本では北海道から九州の山地に生えます。
通常、5月頃から6月頃に花を咲かせます。
名前の由来は、エゴノキと比べ花が房状に付き数も多いため、これを雲に見立てたことから付いたとされています。
また、別名のオオバヂシャはエゴノキの別名がチシャノキであること、エゴノキと比べ葉が大きいことから付いたとされています。
ホオノキ:朴の木(2021年4月22日、日本武道館付近で撮影)
モクレン科モクレン属に分類され、日本では北海道から九州の山地や丘陵に生えます。
通常、5月頃から6月頃に花を咲かせます。
名前の由来は、ホオノキの葉が昔から食べ物などを包むことに使われたことから付いたとされています。
別名をホオガシワといい、ホオの部分が"大葉:おおば"や"包:ほう"に由来するとされ、カシワは"炊葉:かしいば"という料理などに葉が用いられたことから付けられたとされています。
カラタネオガタマ:唐種招霊(2021年4月22日、吉田茂銅像付近にて撮影)
モクレン科モクレン属に分類され、江戸時代に中国南部から渡来したとされる植物です。
通常、5月頃に花を咲かせます。
名前の由来は、唐から渡ってきた(唐種:カラタネ)こと、オガタマに似た植物であることから付いたとされています。
別名をトウオガタマやバナナツリーと呼ばれます。
ノイバラ:野薔薇または野荊(2021年4月22日、芝生地付近の林にて撮影)
バラ科バラ属に分類され、北海道から九州の原野や河原に生えます。
通常、5月頃から6月頃に花を咲かせます。
名前の由来は、野は野生であることを指し、イバラ(荊)はバラなどのとげのある植物のことを指していることから付いたとされています。
別名、ノバラやイヌイバラとも呼ばれます。
落ち葉などで足下が滑りやすくなっているところもありますので、くれぐれも園内散策の際はご注意下さい。
(園内にゴミ箱はありませんので、ゴミは各自お持ち帰り下さい)
※千鳥ヶ淵沿いは現在、太い枝の落下と陥没があるため立ち入り禁止となっています
(出典:厚生労働省HPより)
※首相官邸、新型コロナウィルス感染症に備えて、一人ひとりができる対策を知っておこう
URL(http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html)
※厚生労働省、新型コロナウィルス感染症について
URL(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)
※新型コロナウイルス接触確認アプリ COVID-19 Contact-Confirming Applicationがリリースされました。感染防止策の一環としてお役立て下さい。
URL (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html)
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
詳しくは各施設へお問い合わせください。
(順不同)