皇居外苑ニュース
清明(せいめい)


東京オリンピックパラリンピックの開催に伴い、2月1日より、セキュリティフェンスの設置を含めた関連設備等の整備工事が順次再開されており、それにともなって北の丸公園の一部が利用できなくなっております。
また、4月16日以降は、セキュリティフェンスエリア内への立入りが禁止されます。
詳細につきましては以下のURLからご確認ください。
http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_234.html
※お花見期間中の公園利用の自粛のお願い※
新型コロナウイルス感染症の更なる感染拡大防止のため、お花見期間中の公園利用は
下記の点についてご協力いただきますよう、お願い申し上げます。
1.酒類を伴う宴会行為は、禁止とさせていただきます。
2.広場、園地でシート等を広げて飲食を行う行為は、禁止とさせていただきます。
3.野外卓、ベンチでのご飲食は、短時間でのご利用をお願いいたします。
4.歩きながら桜を楽しむ場合は、マスク着用や可能な限り混雑を避けるなど、感染防止にご協力をお願いいたします。
環境省皇居外苑管理事務所
北の丸公園管理事務所
4月4日は二十四節気で言う"清明"です。清明とは「清浄明潔」を略したものとされ、草木の花が咲き始めることで春先の清らかで生き生きとした様子を表すとされています。
北の丸公園では、ソメイヨシノの見頃のピークは終わりましたが、イチヨウ、ハタザクラ、ヤエベニトラノオなど八重咲き系統のサクラがこれからの見頃となっています。
それでは、園内の自然状況をお知らせします。
現在の田安門付近と園内の桜の状態(2021年4月2日、田安門付近にて撮影)
ほとんど散ってしまいましたが、千鳥ヶ淵の水面には花びらが浮いています。
イチヨウ:一葉(2021年4月2日、モミジ林付近にて撮影)
サトザクラと呼ばれる桜の栽培品種で、江戸時代後期に広まったとされ、明治期の荒川堤でも栽培されていたとされています。
イチヨウの名前の由来は、通常、一本のめしべが葉のようになることから付いたとされています。
ハタザクラ:旗桜(2021年4月2日、池周辺にて撮影)
サトザクラ系統の栽培品種とされ、花びらの他に旗弁(きべん)と呼ばれる花びらができることからハタザクラと呼ばれるようになったとされています。
ヤエベニトラノオ:八重紅虎の尾(2021年4月2日、園内各所にて撮影)
サトザクラ系統の栽培品種で、江戸時代中期頃から名前の記録がありますが、現在栽培されているのは明治時代の荒川堤から広まったものとされています。
ヤエベニトラノオは"江戸"や"東錦"と同じ栽培品種に分類されます。
ヤエムラサキザクラ:八重紫桜(2021年4月2日、公園内各所にて撮影)
サトザクラ系統の栽培品種で、江戸時代後期から名前の記録はありますが、現在栽培されているものはこちらも明治時代の荒川堤から広まったものとされています。
落ち葉などで足下が滑りやすくなっているところもありますので、くれぐれも園内散策の際はご注意下さい。
(園内にゴミ箱はありませんので、ゴミは各自お持ち帰り下さい)
※千鳥ヶ淵沿いは現在、太い枝の落下と陥没があるため立ち入り禁止となっています
(出典:厚生労働省HPより)
※首相官邸、新型コロナウィルス感染症に備えて、一人ひとりができる対策を知っておこう
URL(http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html)
※厚生労働省、新型コロナウィルス感染症について
URL(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)
※新型コロナウイルス接触確認アプリ COVID-19 Contact-Confirming Applicationがリリースされました。感染防止策の一環としてお役立て下さい。
URL (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html)
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
詳しくは各施設へお問い合わせください。
(順不同)