皇居外苑ニュース
啓蟄(けいちつ)


東京オリンピックパラリンピックの開催に伴い、2月1日より、セキュリティフェンスの設置を含めた関連設備等の整備工事が順次再開されており、それにともなって北の丸公園の一部が利用できなくなっております。
また、4月16日以降は、セキュリティフェンスエリア内への立入りが禁止される予定です。
詳細につきましては以下のURLからご確認ください。
http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_234.html
3月5日は二十四節気でいう、啓蟄でした。
啓蟄とは、冬の間に土の中で眠っていた虫たちが地上に出てくる頃とされています。
北の丸公園では、早春のサクラ以外にも、いたるところで花が開花し始めています。
それでは、園内の自然状況をお知らせします。
アジサイの芽とフキノトウの花(2021年3月5日、園内各所にて撮影)
サンシュユ:山茱萸(2021年3月5日、芝生地付近にて撮影)
ミズキ科ミズキ属に分類される植物で、3月頃から4月頃にかけて花を咲かせます。
中国から朝鮮半島に分布し、日本には江戸時代に薬用植物として渡来しました。
名前の由来は、中国語名"山茱萸"を音読みしたことから付いたとされています。
また、花の色を黄金色に例え、別名では"ハルコガネバナ:春黄金花"とも呼ばれています。
コブシ:辛夷(2021年3月5日、吉田茂銅像付近にて撮影)
カワヅザクラのそばでは、コブシが花を開かせ始めました。
ハクモクレン:白木蓮(2021年3月5日、吉田茂銅像付近にて撮影)
さらに、コブシの付近ではハクモクレンも花を開かせ始めています。
カワヅザクラ:河津桜(2021年3月5日、吉田茂銅像付近にて撮影)
カワヅザクラの花は散るようになり、緑の葉が出てきたことから、そろそろ見頃は終わりのように思います。
落ち葉や路面凍結で足下が滑りやすくなっているところもありますので、くれぐれも園内散策の際はご注意下さい。
(園内にゴミ箱はありませんので、ゴミは各自お持ち帰り下さい)
※千鳥ヶ淵沿いは現在、太い枝の落下と陥没があるため立ち入り禁止となっています
(出典:厚生労働省HPより)
※首相官邸、新型コロナウィルス感染症に備えて、一人ひとりができる対策を知っておこう
URL(http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html)
※厚生労働省、新型コロナウィルス感染症について
URL(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)
※新型コロナウイルス接触確認アプリ COVID-19 Contact-Confirming Applicationがリリースされました。感染防止策の一環としてお役立て下さい。
URL (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html)
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
詳しくは各施設へお問い合わせください。
(順不同)