皇居外苑ニュース
スイセン:水仙


本格的な冬の時期となり、現在の園内は、冬枯れと寒さで厳しい自然を感じておりますが、そんな中でも花を咲かせ、また、これから咲かせるためのつぼみに変化があった植物たちがいます。
それでは、園内の自然状況をお知らせします。
冬枯れの園内(2021年1月15日芝生地付近の林にて撮影)
スイセン:水仙(2021年1月15日、気象観測露場付近にて撮影)
ヒガンバナ科スイセン属に分類される植物で、12月から4月頃に花を咲かせます。
地中海地方を原産とし、シルクロードを通って古代日本へ渡来して来たとされています。
スイセンの名前の由来ですが、元々は古代中国で水の仙人と呼ばれていたようですが、広まるにつれて、水仙と名前を変えたとされています。
そして日本へ渡来した際に音読みされ、スイセンと呼ばれるようになったとされています。
カンザクラ:寒桜(2021年1月15日、吉田茂銅像付近にて撮影)
カンザクラは徐々に開花していますが、全体として3割程度の開花状況です。
カワヅザクラ:河津桜(2021年1月15日、吉田茂銅像付近にて撮影)
早春に咲くサクラの一種で、カンザクラよりも濃い淡紅色の大きな花を咲かせます。
茶色かったつぼみから、緑色の部分が顔をのぞかせており、開花の準備が進んでいるのが伺えます。
ボケ:木瓜(2021年1月15日、日本武道館付近にて撮影)
バラ科ボケ属に分類される植物で、3月から4月頃に花を咲かせます。
古代中国から日本へ渡来し、観賞用や漢方として利用されました。
また、カリンとは近縁の仲間でもあります。
落ち葉や路面凍結で、足下が滑りやすくなっているところもありますので、園内散策の際はご注意下さい。
(園内にゴミ箱はありません、ゴミはお持ち帰り下さい)
※千鳥ヶ淵沿いは現在、太い枝の落下と陥没があるため立ち入り禁止となっています
(出典:厚生労働省HPより)
※首相官邸、新型コロナウィルス感染症に備えて、一人ひとりができる対策を知っておこう
URL(http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html)
※厚生労働省、新型コロナウィルス感染症について
URL(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)
※新型コロナウイルス接触確認アプリ COVID-19 Contact-Confirming Applicationがリリースされました。感染防止策の一環としてお役立て下さい。
URL (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html)
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
詳しくは各施設へお問い合わせください。
(順不同)