皇居外苑ニュース
夏至(げし)


月21日は二十四節気で言う夏至にあたります。
夏至は、北半球で太陽が出ている時間が一年の中で最も長くなる日とされています。
北の丸公園では、白かったアジサイにも色が付き、また、トンボが沢山飛び交うようになりました。
それでは、現在の園内の自然状況をお知らせします。
ナツツバキ(2020年6月18日、北の丸休憩所付近にて撮影)
ツバキ科ナツツバキ属に分類される植物です。
福島・新潟以西の本州・四国・九州の山沿いに生え、6月から7月に花を咲かせます。
名前の由来は、夏にツバキに似た花を咲かせることから付いたとされています。
別名はシャラノキですが、これはインド原産の沙羅双樹と間違えられたことから付いたものとされています。
参考:ツバキの花(2020年1月16日撮影)
ツユクサ(2020年6月18日)
ツユクサ科ツユクサ属に分類される植物です。
全国の道ばたや荒れ地に生えているのをよく見かけますが、6月から9月に花を咲かせます。
ノハカタカラクサ(2020年6月18日、芝生地周辺の林にて撮影)
ツユクサ科に分類される植物です。
原産は南アメリカで、6月から9月に花を咲かせます。
別名で、トキワツユクサとも呼ばれています。
色付いたアジサイ(2020年6月18日、管理事務所付近にて撮影)
咲き始めは白や緑だったアジサイの色が青く変化してきています。
ネムノキ(2020年6月18日、芝生地周辺にて撮影)
マメ科ネムノキ属に分類される植物です。
本州から沖縄の河原や原野に生え、6月から7月に花を咲かせます。
千鳥ヶ淵沿いのベンチと付近の林(2020年6月18日)
天気の良い日には散策や休憩にちょうど良い場所ですが、虫刺され対策は忘れずにお願いいたします。
梅雨時期特有の湿度が高いジメジメとした天気が続いております。
コロナウィルス感染拡大防止のため、せきエチケット対策としてマスクを着用されている方は、マスクによる熱中症にもご注意ください。
※環境省による熱中症予防情報サイトにおいて、暑さ指数や暑さ対策などを掲載しておりますので、当方をご利用の際にお役立て頂ければ幸いです
環境省熱中症予防情報サイトURL(https://www.wbgt.env.go.jp/)
(出典:厚生労働省HPより)
※首相官邸、新型コロナウィルス感染症に備えて、一人ひとりができる対策を知っておこう
URL(http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html)
※厚生労働省、新型コロナウィルス感染症について
URL(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)
※皇居外苑・北の丸公園の利用施設等の再開についてお知らせがありますので、下記URLにてご確認くださいませ
URL(http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_214.html)
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
詳しくは各施設へお問い合わせください。
東京国立近代美術館及び工芸館(重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)
(順不同)