皇居外苑ニュース
ヤマザクラ
早春のサクラ類の花が激しく落ちるようになり、その終わりが近づいている一方で、入れ替わるかのように咲き始めた別のサクラ類。
公園内は様々な花によっていよいよ色鮮やかになってきました。
それでは、現在の北の丸公園のサクラの開花状況と自然状況をお知らせします。
ヤマザクラ(2020年3月19日、近衛歩兵第二連隊記念碑付近にて撮影)
バラ科サクラ属に分類され、東北から九州にかけて生える植物です。
花は3月頃から4月頃にかけて咲き、街路樹や公園樹などとして幅広く植えられています。
名前の由来は、日本に古くからあり、野山に咲いていたことから山桜となったとされています。
なお、明治期にソメイヨシノが広まるまでは、このヤマザクラが一般的にサクラと呼ばれていました。
リキュウバイ(2020年3月19日、気象観測露場付近にて撮影)
バラ科ヤナギザクラ属に分類される植物で、中国を原産としています。
花は4月頃から5月頃にかけて咲き、主に庭木や公園樹などとして植えられています。
名前の由来は、ウメの花に似た花が咲き、茶花(ちゃばな:茶席に使用される花)として好まれることから、茶人の千利休にあやかってリキュウバイと付けられたとされています。
本日現在のアカミオオシマ、ソメイヨシノ、ハナニラ、スイセン類(2020年3月19日、園内各所にて撮影)
アカミオオシマ(オオシマザクラ)は次々に花を咲かせており、ソメイヨシノは開花し始めています。
また、園内各所に植えられているハナニラやスイセン類が見頃を迎えています。
※芝生地と池周辺のソメイヨシノはまだ開花し始めたばかりで、見頃は来週になると思われます
今回ご紹介した以外の花も咲いており、それらを訪れるチョウなどの昆虫たちの姿を見られるようになりました。
春の花探しのウォーキングや散策に、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。
※北の丸公園では、2020東京オリンピック・パラリンピック東京大会に伴う工事が始まりました
期間中は公園の一部でご利用できない箇所が生じますが、詳しくは下記URLでご確認下さいませ
URL(http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/2020_1.html)
※新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた皇居外苑(北の丸公園区域を含む)での花見時期の対応に関するお知らせがありますので、下記URLにてご確認下さいませ
URL(http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_202.html)
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
11月1日よりウォームビズが始まっています。
(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/)
開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。
東京国立近代美術館及び工芸館(重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)
(順不同)
北の丸公園の最寄り駅のご案内
運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。
九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線)
竹橋駅(東京メトロ東西線)
神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線・新宿線)
(順不同)