皇居外苑ニュース
雪柳(ゆきやなぎ)
ユキヤナギが咲き始め、早春のサクラ類と共に公園内を彩っています。
それでは、現在の北の丸公園の自然状況とサクラの開花状況をお知らせします。
ユキヤナギ(2020年3月13日、管理事務所付近にて撮影)
バラ科シモツケ属に分類され、本州・四国・九州に生える植物です。
花は4月頃に咲き、主に公園などに植えられます。
名前の由来は、葉がヤナギに似ていることと、重ねあうように咲く花の姿が雪が積もったように見えることから付いたとされています。
また、別名コゴメバナとも呼ばれておりますが、これは、ユキヤナギの花を玄米を精米する際に出る小米(こごめ:欠けてしまったりした小さなお米)に見立てたものとされています。
トサミズキ(2020年3月13日、芝生地付近の林にて撮影)
マンサク科トサミズキ属に分類され、四国に自生する(自然に生えている)植物です。
花は3月下旬頃から4月にかけて咲き、こちらも主に公園などに植えられます。
名前の由来は、"トサ"の名が示すように高知県(旧 土佐国)の山地に自生していることから付いたとされています。
カワヅザクラ、ヒマラヤヒザクラ、オカメ、カンヒザクラ(2020年3月13日、吉田茂像周辺にて撮影)
カワヅザクラは葉の割合が多くなり、ヒマラヤヒザクラとオカメがちょうど見頃を迎えています。
なお、カンザクラは花が終わり、カンヒザクラも花が激しく散るようになりましたので、花の終わりが近いようです。
オオシマザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラの花(2020年3月13日日本武道館付近と芝生地にて撮影)
日本武道館に近いオオシマザクラ(アカミオオシマ)、ソメイヨシノ、シダレザクラが開花し始めました。
園内では、タンポポ、ホトケノザ、ハナニラなど今回ご紹介しきれなかった野草の花も咲き始めています。
そうした春探しのウォーキングや散策に、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。
※北の丸公園では、2020東京オリンピック・パラリンピック東京大会に伴う工事が始まりました
期間中は公園の一部でご利用できない箇所が生じますが、詳しくは下記URLでご確認下さいませ
URL(http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/2020_1.html)
※新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた皇居外苑(北の丸公園区域を含む)での花見時期の対応に関するお知らせがありますので、下記URLにてご確認下さいませ
URL(http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/post_202.html)
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
11月1日よりウォームビズが始まっています。
(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/)
開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。
東京国立近代美術館及び工芸館(重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)
(順不同)
北の丸公園の最寄り駅のご案内
運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。
九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線)
竹橋駅(東京メトロ東西線)
神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線・新宿線)
(順不同)