2020年03月06日

啓蟄(けいちつ)

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン季節の便り / いきもの / 春の花 / 北の丸公園の桜 / バックナンバー2019

3月5日は二十四節気でいう啓蟄でした。

土の中で冬ごもりをしていた虫たちが穴を啓(ひら)いて地上に出てくることから

啓蟄と呼ばれています。(蟄(ちつ)という文字には、土の中に虫が隠れているという意味があります。)

それでは、現在の北の丸公園のサクラの開花状況と自然状況をお知らせします。

ヒマラヤヒザクラ(2020年3月6日、清水門付近にて撮影)

バラ科サクラ属に分類されるサクラの一種で、中国南部からネパールに分布している外国のサクラです。

カンヒザクラと似ていますが、ヒマラヤヒザクラは木が大きく育つ特徴があり、10m以上の高さになるとされています。

カンザクラ、カワヅザクラ、カンヒザクラ、オカメ(2020年3月6日、吉田茂像周辺にて撮影)

カンザクラは葉が多くなり、花はほぼ終わりのようです。同様にカワヅザクラも葉が目立ち始めました。

今は、カンヒザクラとオカメが見頃を向かえています。

トサミズキとコブシ(2020年3月6日、吉田茂像周辺・芝生地付近の林にて撮影)

先週ご紹介したサンシュユとハクモクレンの付近では、コブシが咲き始めました。

また、芝生地付近の林の中ではトサミズキが花を咲かせています。

今回ご紹介の花は、科学技術館と日本武道館との間にある吉田茂像を中心とした範囲で見ることができます。

なお、木に咲く花を主にとりあげましたが、地表近くの野草たちも花を咲かせ始めているので、園内全体がにぎやかになってきたように感じます。

そうした春の訪れをあじわいつつの花巡りや芝生地などでのピクニックに、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

※北の丸公園では、2020東京オリンピック・パラリンピック東京大会に伴う工事が始まりました

期間中は公園の一部でご利用できない箇所が生じますが、詳しくは下記URLでご確認下さいませ

URLhttp://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/2020_1.html

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

11月1日よりウォームビズが始まっています。

(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館及び工芸館(重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)

千鳥ケ淵戦没者墓苑

千鳥ヶ淵緑道

千鳥ヶ淵ボート場

皇居東御苑及び三の丸尚蔵館

科学技術館

国立公文書館

昭和館

しょうけい館(戦傷病者史料館)

日本武道館

千代田区立図書館

日比谷公園

(順不同)

北の丸公園の最寄り駅のご案内

運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。

九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線都営地下鉄新宿線

竹橋駅(東京メトロ東西線

神保町駅(東京メトロ半蔵門線都営地下鉄三田線・新宿線

(順不同)