2020年02月28日

カンヒザクラ

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン季節の便り / 春の花 / 北の丸公園の桜 / バックナンバー2019

早春のサクラ類が次々と開花している公園内ではハクモクレンも咲き始め、先のブログでご紹介したサンシュユが満開を迎えています。

それでは、現在の北の丸公園のサクラの開花状況と自然状況をお知らせします。

カンヒザクラ(2020228日、清水門付近にて撮影)

バラ科サクラ属に分類されるサクラの一種で、中国南部を中心に、台湾やベトナムに分布しています。

日本では沖縄県石垣島に自生地(自然に生えている場所)があり、国の天然記念物に指定されています。

緋寒桜(ひかんざくら)、元日桜(がんじつざくら)、薩摩緋桜(さつまひざくら)などと呼ばれることもあり、ソメイヨシノが育ちにくい沖縄県では、カンヒザクラがサクラ開花宣言の指標となっています。

カンザクラ、カワヅザクラ、オカメ(2020228日、吉田茂像周辺にて撮影)

ここに来て、開花の早かったカンザクラは葉が目立つようになりました。そろそろ花の終わりが近いようです。

また、カワヅザクラは現在満開で、オカメは咲き始めました。

サンシュユとハクモクレン(2020228日、吉田茂像周辺にて撮影)

満開を迎えたサンシュユの花は、日光に照らされると黄金色に映えるのでとても美しいです。

ハクモクレンも大きな花を咲かせ始めています。

科学技術館と日本武道館の間にある吉田茂像の周辺が、今回ご紹介した植物が見られる場所です。

こうした花巡りや芝生地などでのピクニックに、私ども北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

※北の丸公園では、2020東京オリンピック・パラリンピック東京大会に伴う工事が始まりました

期間中は公園の一部でご利用できない箇所が生じますが、詳しくは下記URLでご確認下さいませ

URLhttp://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/topics/2020_1.html

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

11月1日よりウォームビズが始まっています。

(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館及び工芸館(重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」)

千鳥ケ淵戦没者墓苑

千鳥ヶ淵緑道

千鳥ヶ淵ボート場

皇居東御苑及び三の丸尚蔵館

科学技術館

国立公文書館

昭和館

しょうけい館(戦傷病者史料館)

日本武道館

千代田区立図書館

日比谷公園

(順不同)

北の丸公園の最寄り駅のご案内

運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。

九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線都営地下鉄新宿線

竹橋駅(東京メトロ東西線

神保町駅(東京メトロ半蔵門線都営地下鉄三田線・新宿線

(順不同)