2019年10月31日

吉祥草(きちじょうそう)

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / 季節の便り / 秋の花 / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉 / バックナンバー2019

公園内では紅葉している植物たちの色が徐々に変化し、秋に色付く実も目立つようになりました。そんな中、ふと足下に目をやると花が咲いていました。

それでは、北の丸公園の花と自然状況をお知らせします。

キチジョウソウ(2019.10.30管理事務所付近にて撮影)

クサスギカズラ科に分類され、日本では関東から九州にかけての野山や林に生えます。

花は8月頃から10月頃に咲きます。

名前の由来は、この植物を植えた家に「吉祥(めでたい兆し)があると花が咲く」という言い伝えから付いたとされています。

タイワンホトトギス(2019.10.30芝生地付近の林にて撮影)

台湾原産の植物で、ユリ科に分類されています。

独特な模様の花が9月頃から10月頃に咲きます。

名前にあるホトトギスとは鳥類のホトトギスのことで、その腹や尾の羽根の模様が、この花の模様に似ていることが由来とされています。

タイワンホトトギスと鳥類のホトトギスの比較図

園内の紅葉状況(2019.10.30芝生地周辺にて撮影)

本格的な紅葉はまだ先ですが、日々、葉の色が変化しているように見受けられました。

※北の丸公園の紅葉時期は、例年11月下旬から12月上旬頃です

天気の良い日に屋外で過ごすには良い季節となりました。この機会に、北の丸公園で花と紅葉探しの散策や芝生地などでのピクニックはいかがでしょうか。

※沢山の落ち葉やドングリなどが落ちている季節ですので、ご来園の際は転倒しないよう足下にご注意ください

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

(順不同)