2019年08月22日

処暑(しょしょ)

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / 季節の便り / いきもの / バックナンバー2019

8月23日は二十四節気でいう処暑にあたります。暑さがおさまり、木の実を含む穀物類が実り始める頃とされています。

公園内の樹木でもドングリが大きくなり、草地ではバッタたちの姿を見かけるようになりました。

それでは、北の丸公園の自然状況をお知らせします。

マテバシイ(2019.8.21 芝生地にて撮影)

ブナ科に分類され、九州から沖縄の沿岸に生えます。

公園樹や街路樹として幅広く植えられており、9月頃から10月頃に実が熟し、樹木の下に縦長のドングリを落とします。

クヌギ(2019.8.21日本武道館付近にて撮影)

ブナ科に分類され、本州から九州の里山に生えます。

植林されて栽培されることもある樹木で、10月頃に実が熟し、樹木の下に丸いドングリを落とします。

コブシとツバキの青い実(2019.8.21気象観測露場付近にて撮影)

モクレン科のコブシとツバキ科のツバキが青い実をつけています。また、この他にも公園内では様々な植物が実をつけています。

様々なバッタ(2019.8.20日本武道館付近の草地にて撮影)

日本武道館と吉田茂像の間の草地帯を歩くと、大きなバッタたちが足元から飛び出すようになりました。

まだ暑い日が続き、セミも盛んに鳴いていますが、木々の実りやバッタたちを見かけるようになると秋が近いことを感じます。

また、この時期ならではのイベントを実施する施設もありますので、イベントの参加と共に北の丸公園での自然観察はいかがでしょうか。

※暑い日が続いていますので、熱中症対策・十分な虫刺され対策をなさってお越し下さいませ

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

(順不同)