2019年08月09日

立秋(りっしゅう)

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / 季節の便り / 夏の花 / バックナンバー2019

北の丸公園の自然状況をお知らせします。

8月8日は二十四節気でいう立秋でした。暦の上では秋となりますが、暑さはまだまだ続きます。

また、立秋の日から8月いっぱいまでは残暑見舞いを出す期間ともされています。

2019年の大暑・立秋・処暑】

大暑

立秋

処暑

7/23

8/8

8/23

暑中見舞の期間は8/7まで

残暑見舞いの期間は8/31まで

クサギ(2019.8.9田安門付近にて撮影)

シソ科に分類され、北海道から沖縄かけての山野に生えます。花は7月から8月頃に見ることができます。

漢字では臭木(くさぎ)と書きますが、葉などから独特の臭(にお)いを発することから付けられたとされています。

クサギの葉

このクサギは独特の臭いを感じませんでしたが、樹木の個性や嗅(か)ぐ人の感覚によって感じ方も変わるのかもしれません。

サンゴシトウ(2019.8.7代官町通り沿いにて撮影)

マメ科に分類され、アメリカデイゴという植物が親の園芸品種で、花は6月頃から8月頃に見ることができます。

別名ヒシバデイゴとも呼ばれますが、これは葉が菱(ひし)の形に似ていることから付けられたとされています。

サルスベリ(2019.8.7芝生地周辺の林にて撮影)

ミソハギ科に分類され、中国原産の植物で、日本では庭や公園などに幅広く植えられています。

花は7月頃から10月頃まで見ることができ、開花している期間の長さから百日紅(ひゃくじつこう)とも呼ばれます。

サルスベリという名前は、猿が登ろうとしても滑って登れないほど樹皮がなめらかなことから付けられたとされています。

※実際のところ猿は登れてしまうようです

ご紹介したように、暑さにも負けずに花を咲かせる植物たちを公園内で見ることが出来ます。また、この時期ならではのイベントを実施する施設もありますので、イベントの参加と共に北の丸公園での自然観察はいかがでしょうか。

※暑い日が続いています。熱中症対策・十分な虫刺され対策をしてお越し下さいませ

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

(順不同)