皇居外苑ニュース
2019年04月12日
遅咲きのサクラ
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北の丸公園の自然状況をお知らせします。
ソメイヨシノはほとんどが花を散らせてしまいましたが、現在満開を迎えているサクラがいくつかあります。
イチヨウ:一葉(2019.4.11 吉田茂像付近にて撮影)
サトザクラ系園芸品種の一種です。
江戸時代後期に関東を中心に広まりました。ほとんどの場合、めしべが葉のように変化する特徴(画像3枚目)があり、このサクラの名前の由来となっています。
※サトザクラは、オオシマザクラの特徴を持つ園芸品種の総称であり、人里で栽培されています。
ハタザクラ:旗桜(2019.4.11 吉田茂像付近にて撮影)
サトザクラ系園芸品種の一種です。
通常、5枚の花びらの他、おしべの一部が花びらのように変化した旗弁(きべん)があることが特徴(画像3枚目)です。
このことがハタザクラの名前の由来となっており、まるで旗を立てたかのような形になります。