2019年04月25日

穀雨

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / 季節の便り / いきもの / 春の花 / バックナンバー2019

北の丸公園の自然状況をお知らせします。

4月20日は二十四節気でいうところの穀雨(こくう)でした。雨が降る機会が多くなり、田畑に種まきを行う好機とされています。

池と芝生地(左側:2019.3.21撮影 右側:2019.4.22 管理事務所付近の橋から撮影)

この約一ヶ月で、ケヤキの芽吹きをはじめ植物の緑が明るく、多くなりました。

シャガ(2019.4.22 管理事務所付近にて撮影)

アヤメ科に分類されます。

産地域は中国からミャンマーにかけてで、日本では、人里近くの湿り気のある土地などに見られます。

ササやドクダミのように横に根を広げ、そこから芽を伸ばすので、群生する特徴があります。

ツツジの花 (2019.4.22 モミジ林周辺にて撮影)

ツツジ科に分類されます。

古くから日本で親しまれている植物で、公園、生け垣、盆栽などで幅広く植えられています。

ツツジ・サツキ類の園芸品種は非常に数が多いので、分類がとても難しい植物でもあります。

左側:シロツメクサ 右側:花の蜜を吸うベニシジミ(2019.4.22 北の丸休憩所付近にて撮影)

マメ科に分類されます。

一般的にクローバーと呼ばれている植物がこちらで、江戸時代、オランダからやってくる貿易品の緩衝材として、この植物の枯れ草が詰められていました。

そのことから詰め草(つめくさ)と呼ばれるようになり、また、時を同じくして、日本へ渡来してきたとされています。

ツツジやシロツメクサの他、様々な草花があります。北の丸公園でこれらの花を見る散策などはいかがでしょうか。

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

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(順不同)