皇居外苑ニュース
カンヒザクラ


カンヒザクラなど、春の花が続々と開花しています。北の丸公園の自然状況をお知らせします。
カンヒザクラの遠景と花(2019.2.27 清水門付近の広場にて撮影)
中国南部、台湾、ベトナムなどに分布します。日本では沖縄県石垣島にカンヒザクラの自生地があります。
早咲きのサクラで、一重の濃いピンク色の花を咲かせます。画像のように下を向き、あまり開かない花が特徴です。沖縄などのソメイヨシノの育成が難しい場所では、カンヒザクラが観賞用に植えられることもあります。
アカバナミツマタの花(2019.2.27 芝生地付近の林にて撮影)
中国原産のミツマタの園芸品種です。枝が3つに分かれることからミツマタの名前が付いています。日陰でも育つため、公園や庭など幅広く植えられます。
桃色のウメ花(2019.2.27 気象観測露場付近にて撮影)
白梅や紅梅の他、桃色のウメも咲き始めました。
アセビの花(2019.2.26 日本武道館付近にて撮影)
日本では本州、四国、九州の山地に分布します。壺のような形の花が連なって咲きます。
馬酔木と漢字で書き、馬が食べると酔ったようにふらつくことからこの名前となりました。
ジョウビタキ オス:左側(2019.2.25 田安門周辺にて撮影)メス:右側(2019.2.19 吉田茂像周辺にて撮影)
主に、越冬するために日本へ渡来する野鳥です。市街地から低山地帯の明るい林に生息します。
雑食で昆虫、ミミズ、クモのほか、ピラカンサやムラサキシキブの実などを食べます。
お辞儀の動きをしたあと、尾を震わせる独特の動作をします。
「ヒッ、ヒッ、カッ、カッ、」などと囀ります。
全体の比較写真。オス:左側、メス:右側。
オスは灰色、黒色、オレンジ色と分かれています。
メスは全体的に褐色ですが、腰から尾にかけてオレンジ色をしています。
オス、メス共に羽に白い模様がありますが、オスに比べてメスは白い模様が小さいようです。
以上により、ジョウビタキのオスとメスとを見分けます。
※幼鳥(ようちょう:雛と成鳥との間の成長段階)とメスの成鳥は色が似ている場合があります。
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
11月1日よりウォームビズが始まっています。
(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/)
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