皇居外苑ニュース
雨水と河津桜


2月19日は二十四節気の雨水(うすい)でした。降った雪や氷が解けて水となり、草木の芽吹きの兆しがある季節とされています。
園内では河津桜が開花しました。北の丸公園の自然状況をお知らせします。
河津桜の遠景と花(2019.2.20 日本武道館付近緑地にて撮影)
オオシマザクラとカンヒザクラの交雑品種と言われています。
伊豆半島で見つかった原木が静岡県河津町の民家に植えられ、河津桜(カワヅザクラ)となりました。
早咲きで一重の花が咲きます。
カンザクラの花とミツバチ(2019.2.21 吉田茂像裏にて撮影)
早咲きのカンザクラは今が見頃です。頻繁にミツバチが訪花し、周辺には散った花びらが広がっています。
マンサクの花(2019.2.20 日本武道館付近の林にて撮影)
日本原産の植物です。北海道南部から九州にかけて分布します。
丈夫で寒さに強く栽培が簡単なため、公園や庭によく植えられます。
サンシュユの蕾(2019.2.20 清水門付近の広場にて撮影)
中国原産の植物です。開花期は3月から4月頃です。蕾が割れつつあり、開花間近となっています。
モズ オス:左側(2019.1.8 芝生地周辺にて撮影)メス:右側(2019.2.20 日本武道館周辺にて撮影)
日本では、全国の平地から山地に留鳥や漂鳥として生息します。北の地方や山地に生息するモズは、冬に暖かい地域に移動します。昆虫、ミミズ、カエル、小鳥、ネズミなどを捕食します。
捕らえた獲物を有刺鉄線や樹木の枝先に刺して保存する、いわゆる「モズのはやにえ」をするのが特徴です。
「キィーキィキィ、キュウキュウ、」などと囀りますが、ほかの鳥類の囀りをまねることもあります。
全体と風切羽(かざきりばね)の白点の有無の比較写真。オス:左側、メス:右側。
オスは褐色、灰色、黒色とに分かれ、風切羽に白い点があります。
メスは全体的に褐色が強く、胸から腹にかけてウロコ模様があり、風切羽に白い点はありません。
頭部の過眼線(かがんせん)の比較写真。オス:左側、メス:右側。
クチバシの根元から眼を中心に前後を通る黒い線を過眼線と言いますが、その濃淡にも差があります。
オスは過眼線の色が濃く、メスは薄いことが特徴です。
以上により、モズのオスとメスとを見分けます。
※幼鳥(ようちょう:雛と成鳥との間の成長段階)とメスの成鳥は色が似ている場合があります。
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
11月1日よりウォームビズが始まっています。
(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/)
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