2019年01月25日

開花

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / 季節の便り / いきもの / 冬の花 / バックナンバー2019

121日、東京にてウメ(ハクバイ)の開花が観測されました。

平年よりも5日早く、去年より2日遅い開花となったようです。

公園内ではウメ以外にも、早春の花が開花し始めています。

北の丸公園の自然状況をお知らせします。

ウメ:ハクバイ(2019.1.24 気象観測露場対面、梅林にて撮影)

いち早く咲いていた白色の花ウメの一株が、見事に開花しています。

ほかの株も開花するものがでてきました。

ウメ:コウバイ(2019.1.24 気象観測露場付近にて撮影)

気象観測露場付近、武道館側のウメは紅梅(こうばい)という赤色の花です。

花を楽しむウメは、野梅系(やばいけい:原種に近い系統)、紅梅系(こうばいけい:花の色や木の断面が赤い系統)、豊後系(ぶんごけい:ウメとアンズの雑種系統)に分けられ、そこから更に細かい系統に分けられていきます。花ウメの歴史は深く、江戸時代末期には品種が300を超えていたとも言われます。

シナマンサクの花(2019.1.24 清水門広場にて撮影)

マンサク科に分類される中国原産の植物です。

名前の由来は、早春に花が咲くため、「まず咲く」や、「豊年満作」から名付けられた等、諸説あります。

マンサクとの違いは、葉の裏に毛が密集することで見分けます。

公園内にはマンサク、シナマンサク、アカバナマンサクが植えられています。

カンザクラ(2019.1.24 吉田茂像裏にて撮影)

バラ科に分類される、カンヒザクラとヤマザクラの交雑品種と考えられるサクラです。

2月前後から3月にかけて開花する早春のサクラです。

よく似た名前のカンヒザクラとは、花の色が白いことで見分けることができます。

ルリビタキ(2019.1.24 清水門付近にて撮影)

ヒタキ科に分類されます。日本では北海道、本州、四国に分布します。

オスの瑠璃色に例えられる羽の色が有名ですが、メスや若いオスは画像のような控えめな色です。

山などの森林に生息し、冬になると越冬するために平地などに飛来します。

昆虫やクモから植物の種子まで食べる雑食です。

「ピル、ピーチュリリ」などと囀ります。

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

11月1日よりウォームビズが始まっています。

(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

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(順不同)