皇居外苑ニュース
開花


1月21日、東京にてウメ(ハクバイ)の開花が観測されました。
平年よりも5日早く、去年より2日遅い開花となったようです。
公園内ではウメ以外にも、早春の花が開花し始めています。
北の丸公園の自然状況をお知らせします。
ウメ:ハクバイ(2019.1.24 気象観測露場対面、梅林にて撮影)
いち早く咲いていた白色の花ウメの一株が、見事に開花しています。
ほかの株も開花するものがでてきました。
ウメ:コウバイ(2019.1.24 気象観測露場付近にて撮影)
気象観測露場付近、武道館側のウメは紅梅(こうばい)という赤色の花です。
花を楽しむウメは、野梅系(やばいけい:原種に近い系統)、紅梅系(こうばいけい:花の色や木の断面が赤い系統)、豊後系(ぶんごけい:ウメとアンズの雑種系統)に分けられ、そこから更に細かい系統に分けられていきます。花ウメの歴史は深く、江戸時代末期には品種が300を超えていたとも言われます。
シナマンサクの花(2019.1.24 清水門広場にて撮影)
マンサク科に分類される中国原産の植物です。
名前の由来は、早春に花が咲くため、「まず咲く」や、「豊年満作」から名付けられた等、諸説あります。
マンサクとの違いは、葉の裏に毛が密集することで見分けます。
公園内にはマンサク、シナマンサク、アカバナマンサクが植えられています。
カンザクラ(2019.1.24 吉田茂像裏にて撮影)
バラ科に分類される、カンヒザクラとヤマザクラの交雑品種と考えられるサクラです。
2月前後から3月にかけて開花する早春のサクラです。
よく似た名前のカンヒザクラとは、花の色が白いことで見分けることができます。
ルリビタキ(2019.1.24 清水門付近にて撮影)
ヒタキ科に分類されます。日本では北海道、本州、四国に分布します。
オスの瑠璃色に例えられる羽の色が有名ですが、メスや若いオスは画像のような控えめな色です。
山などの森林に生息し、冬になると越冬するために平地などに飛来します。
昆虫やクモから植物の種子まで食べる雑食です。
「ピル、ピーチュリリ」などと囀ります。
環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
11月1日よりウォームビズが始まっています。
(ウォームビズURL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/)
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。
-
北の丸公園の最寄り駅のご案内
運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。
-
九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線)
-
竹橋駅(東京メトロ東西線)
-
神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線・新宿線)
(順不同)