2018年09月14日

オニフスベ(鬼瘤)

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※キノコは分類が難しく、無毒のキノコによく似た有毒なものが数多くあります。

見つけられた際は、観察にとどめるようにお願いします。

北の丸公園で非常に目を惹く大きなキノコを見つけました。

(オニフスベ 2018.8.15)

このキノコはオニフスベと呼ばれるキノコで、見つけたものはバレーボール程の大きさでした。

夏から秋にかけて林の中や草原などの地面から出てきます。

前日にはなかったところに急に出てきたので、非常に速い速度で成長するキノコのようです。

群生(一ヶ所に群がって生える)ということも起こるようで、このバレーボール大のオニフスベが大量に発生した場合には驚くことになりそうですね。

オニフスベは出てきてから時間が経つとボロボロになり、まるで腐ったような状態になってしまいます。

(2018.9.12撮影 発生から4週間ほど)

この状態になると胞子を周りに飛ばしながら崩れてなくなってしまいます。

今回はオニフスベでしたが、北の丸公園には他にもキノコが沢山あります。

北の丸公園の中ではキノコは樹林地(赤い枠線のエリア)、オニフスベは管理事務所横(黄色い点付近)で見ることが多いです。

日に日に涼しくなってきました。北の丸公園にある木々の色付いた実達と一緒にキノコ達も見に来ては如何でしょうか。

まだまだ蚊が出ていますので、北の丸公園にいらっしゃる際は蚊の対策をしてご来園ください。

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国立公文書館では平成30年度 第2回企画展 「躍動する明治-近代日本の幕開け-」が9月22日から11月4日の日程で開催されます。

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