皇居外苑ニュース
アベリアとヤマブキの狂い咲き


北の丸公園のアベリアの花が見頃を迎えています。
(2018.8.10 撮影)
アベリアは別名ハネツクバネウツギと呼ばれ、イタリア共和国で作られた園芸品種(人の手によって交配され作られた植物)です。
園芸品種として様々に品種改良がなされたため、葉や花の色が違うなど様々なバリエーションがあります。
高さは1.5m前後、花は5月から10月くらいまでの非常に長い期間咲き続けます。
暑さ寒さに強く、刈り込んで形を整えることにも耐えるので生け垣としてよく使われます。
(アベリアの花にセセリチョウの一種が来ていました。)
強い生命力と花期が長いことから人にも虫たちにも人気のある植物です。
北の丸公園のアベリアは、ザ・フォレスト北の丸と四阿の間で見ることができます。
他には園内にヤマブキがまばらに花を咲かせているのを見付けました。
(2018.8.10 撮影)
本来ヤマブキは4月から5月に花を咲かせて春を告げる植物ですが、この真夏に狂い咲きをしていました。
最近の台風や猛暑により生理的にバランスを崩し、花を咲かせてしまったのでしょうか。
北の丸公園のヤマブキは、北の丸公園管理事務所とトイレの間にある道路沿いの歩道に生育しています。
まだまだ暑い日が続きますが、ツクツクボウシやコオロギたちの鳴き声も聴こえるようになりました。
まるで秋の足音が聴こえてくるようです。
環境省では暑い夏をCOOLに地球と人に優しくすごすためのホームページを開設しています。
(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html)
北の丸公園近隣の文化施設等のご案内
開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。
東京国立近代美術館では企画展・所蔵作品展のほか、「MOMATサマーフェス」
7月20日から9月17日が開催されます。
東京国立近代美術工芸館では「こどもとおとなのアツアツこうげいかん」(6月19日 から8月26日)が開催中です。
科学技術館では毎日たくさんのプログラムやイベントが行われています、詳細は科学技術館のサイトをご覧下さい。
国立公文書館では平成30年度 第2回企画展 「平家物語―妖しくも美しき―」が7月21日から9月1日の日程で開催されます。
昭和館では常設の展示のほか、「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」7月21日から9月9日の日程で開催されます。
しょうけい館では常設の展示・映像資料のほか、『「みくにの華」から「日傷月刊」まで-傷痍軍人会の紆余曲折-』が7月19日から9月9日まで開催されます。
(順不同)
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神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線・新宿線)
(順不同)