皇居外苑ニュース
2018年06月07日
北の丸公園の紫陽花


昨日6月6日、気象庁により関東地方の梅雨入りが発表されました。一夜明けた今日、園内では昨日の雨を受けた紫陽花(アジサイ)がきらきらと梅雨の合間の晴天を彩っています。
<雨粒を纏ったガクアジサイ>
園内で多く見られる青色の紫陽花(アジサイ)。紫陽花は土壌の酸性度により花の色が変わります。「青色なら酸性、アルカリ性なら赤」と言われています。そのため雨量が多く酸性土壌の日本では青色が多く、石灰質を多く含むアルカリ性土壌のヨーロッパでは赤色が多いそうです。
こちらは5月終わりに北の丸公園で撮影した紫陽花。上記と比べて色が違うのが分かると思います。紫陽花の花は開花から日を経るに従い少しずつ色が変化します。これは紫陽花の中の色素の反応が花色に現れるためで、咲き始めの頃はこのように薄い黄緑色をしています。
<樹林地の紫陽花>
園内では随所で紫陽花を見ることができます。
公園などの屋外に出掛ける際は、虫除けをしっかりしてお出掛けください。
北の丸公園の最寄り駅のご案内
運行状況や利用案内は、次の各駅へお問い合わせください。
- 九段下駅(東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線)
- 竹橋駅(東京メトロ東西線)
- 神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線・新宿線)