皇居外苑ニュース
2017年01月05日
小寒(しょうかん)に灯す


本日(1月5日)は、二十四節気のひとつ「小寒(しょうかん)」です。暦の上ではこの日を境にぐっと寒さが増すことから「寒の入り(かんのいり)」ともされており、一年で最も寒さが厳しい「寒(かん)」の時期を迎えます。
小寒から立春の前日(今年は2月3日)までの寒中(かんちゅう)に、親しい方が健やかに過ごしていることを願って便りを送る"寒中見舞い(かんちゅうみまい)"は、四季の移ろいに思いを込めた日本ならではの風習のひとつかもしれません。
北の丸公園などの皇居周辺の公園緑地では、思いがけず届いた便りのように、藪椿(ヤブツバキ)などの花々が、冬の景色のそこかしこにほのあたたかい灯火のような色彩を添えています。