皇居外苑ニュース
2016年08月08日
立秋(りっしゅう)、残暑(ざんしょ)、緑陰(りょくいん)


昨日(8月7日)は、二十四節気のひとつ「立秋(りっしゅう)」でした。暦の上ではこの日を境に秋がはじまる頃とされます。朝晩は涼やかな風も吹き始める頃とも云われますが、秋とは名ばかりで、日中はジリジリと焼け付くような真夏の日差しが降り注ぎ、一年で最も暑い期間がこの時期です。
<北の丸公園(下の池)>
皇居外苑や北の丸公園がある東京都心部では、しばらくの間は真夏日(最高気温30℃を超える日)や猛暑日(最高気温35℃を超える日)が続きます。
<北の丸公園(展望東屋)>
北の丸公園の西側、千鳥ヶ淵を臨む展望園地や滝口の展望東屋一帯は、ツバキなどの常緑樹やヒノキなどの針葉樹など、さまざまな樹木が植えられ、深い山の中にいるような森の景観と深い緑陰が広がります。セミ時雨に包まれながら展望東屋で一息つくと、都心にいることを忘れてしまいそうです。