2016年04月09日

千鳥ヶ淵のサクラ、北の丸公園のサクラ

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / 千鳥ケ淵さんぽみち / 皇居外苑・北の丸公園の桜 / バックナンバー2016

"春の嵐"や"花散らしの雨"というキャッチフレーズが付けられていた一昨日の雨を受け、「千鳥ヶ淵の桜は散っちゃいましたか?」「北の丸公園の桜はどうですか?」というお問い合わせが寄せられています。

さて、千鳥ヶ淵と北の丸公園の桜はどんな様子でしょう。

千鳥ヶ淵の桜の様子の写真

千鳥ヶ淵、花筏(はないかだ)とボートの写真

<千鳥ヶ淵の染井吉野(ソメイヨシノ)>

千鳥ヶ淵の染井吉野(ソメイヨシノ)は、まだ散りはじめです。ときおり吹く風が生み出す"花吹雪(さくらふぶき)"の絶景や、水面を飾る"花筏(はないかだ)"の風景をお楽しみいただけます。

田安門前の染井吉野の様子の写真

<旧江戸城田安門前の染井吉野(ソメイヨシノ)>

田安門前の桜並木も散りはじめです。こちらでは、重要文化財に指定されている旧江戸城田安門を背景に、桜の花びらがはらはらと舞い散る江戸景色をお楽しみいただけます。

北の丸公園芝生広場に広がるソメイヨシノの写真 

芝生広場染井吉野の花のアップ。まだキレイです。

<北の丸公園芝生広場の染井吉野(ソメイヨシノ)>

北の丸公園の芝生広場に植えられた染井吉野(ソメイヨシノ)は、園内でも特に咲きはじめるのが遅かったため、一昨日の雨にも負けず満開をキープしています。芝生広場では、今週末から来週前半にかけて、満開から花吹雪に移りゆく染井吉野(ソメイヨシノ)をお楽しみいただけます。

乾入り口紅枝垂の写真

<代官町通りの紅枝垂れ(ベニシダレ)>

清水門近くの八重紅枝垂の写真

<清水門近くの八重紅枝垂>

お問い合わせの多い枝垂れ桜は、北の丸公園乾門口付近の代官町通りに植えられている紅枝垂れ(ベニシダレ)と、清水門の八重紅枝垂れ(ヤエベニシダレ)が見ごろをむかえています。この二種類の枝垂れ桜は、染井吉野よりも早咲きの種類と遅咲きの種類で、東京都心では同時に咲くことはあまりないのですが、今年は一緒の時期に両方見られる珍しい春になりました。

イチヨウのアップの写真

<花木園(吉田茂像付近)の一葉(イチヨウ)>

旗桜(ハタザクラ)アップの写真

<花木園(吉田茂像付近)の旗桜(ハタザクラ)>

北の丸公園の一角には、花木の見本展示として一葉(イチヨウ)や旗桜(ハタザクラ)などのサトザクラも、少し(一品種一本づつ程度)植えられており、来週末まで八重桜のお花見もお楽しみいただけます。

最寄り駅等の利用案内

 最寄り駅利用案内は、九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線東京メトロ半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

 主な最寄り駅(エレベーターや車いす昇降機がある出入口)から北の丸公園までのバリアフリー経路については、ウエッブページ「アクセス情報(皇居外苑・北の丸公園)」でもご案内しています。

周辺の文化施設等の利用案内

 開館・開園状況等については、各文化施設等(しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館、日本武道館、千代田図書館東京国立近代美術館及び工芸館国立公文書館科学技術館千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場皇居東御苑三の丸尚蔵館(順不同))へお問い合わせください。

国立公文書館では、4月2日(土)から5月8日(日)まで、平成28年春の特別展平成28年春の特別展徳川家康―将軍家蔵書からみるその生涯―入場料無料会期中無休)が開催されています。詳しくは国立公文書館にお問い合わせください。

北の丸公園駐車場の利用案内

 北の丸駐車場管理所(国民公園協会皇居外苑支部)にお問い合わせください。 

 なお、日本武道館で催される行事に伴い、北の丸公園周辺の道路(代官町通り、内堀通り等)や、公園内の車道、駐車場等の混雑が発生することが予想されます。行事参加者並びに北の丸公園及び周辺施設を訪れることを予定されている一般の皆様方におかれましては、出来る限り公共交通機関をご利用くださいますようお願い申し上げます。