皇居外苑ニュース
桜前線2016(開花)
東京都心で桜の開花が観測されたという気象庁東京管区気象台からの報道発表が、昨日(3月21日)のニュースやワイドショーで、季節の話題として繰り返し取り上げられていましたが、一夜明けた今朝の桜の様子はどうでしょうか?
<靖国神社の染井吉野(ソメイヨシノ)>
今朝の標本木(靖国神社境内)の様子です。ぽつりぽつりと咲いていますが、気温がやや低いためか昨日のニュースで見た様子とあまり変わらず、まさに咲きはじめという感じです。
生物季節観測「さくらの開花日」 東京3月21日(平年より5日、昨年より2日早い記録)
<千鳥ヶ淵の染井吉野(ソメイヨシノ)>
皇居外苑千鳥ヶ淵の染井吉野(ソメイヨシノ)も、数輪、咲きはじめていました。
千代田のさくらまつり《3月25日(金)から4月3日(日)》について
☆千鳥ヶ淵緑道のライトアップ(22時消灯)、その他、皇居周辺地域におけるお花見等に関する関連情報については、(一社)千代田区観光協会のホームページ「千代田のさくらまつり」をご覧下さい。
<北の丸公園(田安門脇)の染井吉野(ソメイヨシノ)>
北側をお濠の堤塘や田安門に囲まれて、日だまりのような条件の場所に植えられている田安門脇(日本武道館の手前)の染井吉野(ソメイヨシノ)は、靖国神社境内の標本木より先駆けて19日には5、6輪咲きはじめていたようです。この桜の木の下を通り過ぎて、日本武道館で行われる卒業式に向かう皆さんが、咲き始めたばかりの桜の花をふと仰ぎ見ては、慈しむように写真を撮られている姿が印象的でした。
<北の丸公園(芝生広場)の染井吉野(ソメイヨシノ)>
入口付近の染井吉野(ソメイヨシノ)がいち早く咲き進み、つい期待も高まりますが・・・、北の丸公園内の染井吉野(ソメイヨシノ)は、全体的にはまだ蕾がちでようやく花芽から蕾が出始めたところです。
<トサミズキ(土佐水木)とスモモ(李)>
<スモモ(李)の花>
大学の卒業式で賑わう日本武道館のすぐ南側の園地では、黄色い花のトサミズキ(土佐水木)と白い花のスモモ(李)が見ごろを迎え、旅立ちの春にほのかな彩りを添えていました。