2016年03月11日

♪♪春よ来い♪♪

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / いきもの / 春の花 / 北の丸公園カエル通信 / バックナンバー2016

北の丸公園では、トサミズキ(土佐水木)やハクモクレン(白木蓮)などの早春の花木が見ごろをむかえ、寒の戻りで肌寒い北の丸公園の風景に、春色の花々がやさしい差し色を添えています。

トサミズキアップ

<トサミズキ(土佐水木)>

ハクモクレン一輪

<ハクモクレン(白木蓮)>

※北の丸公園のハクモクレンは、今年は花付が少ないです。

アセビ

<アセビ(馬酔木)>

ヒマラヤヒザクラ2

ヒマラヤヒザクラ 花と葉

<ヒマラヤヒザクラ(ヒマラヤ緋桜)>

清水門の展望広場の片隅で、ヒマラヤヒザクラ(ヒマラヤ緋桜)が満開をむかえていました。ヒマラヤヒザクラ(ヒマラヤ緋桜)は、中国南部からネパールにかけて分布するサクラの原種(野生種)で、東京地方では、非常によく似た花を咲かせるカンヒザクラ(寒緋桜)と同じ頃に緋色の花を咲かせます。

2016年に孵化したアズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)の写真です。

<アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)(3月11日撮影)>

北の丸公園の池では、アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)がたくさん孵化していました。孵化してまだ間もない小さなオタマジャクシたちは、低い水温に負けないように肩を寄せ合いながら、間もなく訪れる暖かな春を静かに待っているかのように浅瀬の水底に集まっています。

♪♪春よ来い、早く来い♪♪

ゆらゆらと浮かんでいる小さな小さなオタマジャクシ(♪)を眺めていると、そんな春待ち歌がそこかしこで奏でられているようです。

☆北の丸公園では動植物の採取は禁止しております。アズマヒキガエルの幼生(オタマジャクシ)を捕まえたり、園外に持ち出したり、園外から持ち込んだりせず、水辺でそっと観察してください。