皇居外苑ニュース
2015年09月11日
彼岸花が咲き始めました


北の丸公園でヒガンバナが咲き始めました。ヒガンバナは人里に植えられ、曼珠沙華(マンジュシャゲ)の名前で古くから和歌や俳句にもうたわれています。
日本のヒガンバナは実が付きませんが、地下の球根(鱗茎)でよく増えます。北の丸公園では園内各所で紅い花が顔を出している姿が見られます。一般的なヒガンバナは紅い花。花期には葉は無く花後に葉をつける冬緑型の多年草です。
代官町通り沿いの千鳥ヶ淵の堤塘にもぽつりぽつりとヒガンバナが顔を出していました。
ヒガンバナには、アゲハチョウの仲間がよく蜜を吸いにやって来ます。
清水門の雁木坂の法面では白花のヒガンバナがぽつんと咲いていました。同じ種類の植物でも花色が違うと印象がずいぶんと違うものですね。