皇居外苑ニュース
2015年06月09日
カイツブリの子育て@北の丸公園


中ノ池では、カイツブリの子育ての様子をよく見かけるようになりました。
静かな池に、餌をほしがる赤ちゃんの鳴き声が響きます。
何度も潜水して魚をとり、口移しで与えるお母さん。
お母さんと一緒にいた2羽のうち、1羽がいつも先に近寄り餌をもらいます。
カイツブリは足指にひれ状の弁があり巧みに潜水するため、水面に出てくるのはかなり離れた場所になることも。泳ぐのが遅い小さい子は追いかけてもなかなか近づけません。お母さんはつい近寄る子にばかりあげてしまいます。
ひとりぼっちの小さい赤ちゃん。鳴き声もか弱くて羽根もふわふわです。
しっかり大きくなりますように!
4羽生まれたうちの他の2羽の大きい赤ちゃんは揃って別の場所にいました。
お父さんの姿を見つけるとすぐに後を追いかける2羽。食べるより遊びたい様子。お父さんは意外とクールです。
まだ若い様子のお母さん。魚をとるのにくたびれたのか急接近してきて何かもらえるかと期待している様子でした。何もせず見守っていると、また潜って魚をとり始めました。
※北の丸公園では自然の生態を大切にしています。生き物が近寄ってきても餌をあげないで下さいね。