皇居外苑ニュース
2015年03月16日
北の丸公園の自然
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朝晩の寒さも緩み、本格的な春の訪れが近いことを感じる今日この頃です。園内では春を代表する花々の開花が少しずつ進んでいます。
3月16日(月)の北の丸公園自然情報をお届けます。
事務所の前ではアカバナミツマタの赤色の花が見頃を迎え、散策中のお客様の目を楽しませています。ミツマタの皮は和紙の原料である事は有名です。
アカバナミツマタの隣には黄色の花弁が可愛らしいミツマタの花も見られます。
皇居北桔橋門の入口を武道館に向かって歩くと、長く垂れた枝に白い雪のような小さな花を咲かせるユキヤナギが花開いていました。
花木園では徐々に花々が開花し始めています。
濃い紅色の花を下向きに咲かせるカンヒザクラは今が見頃です。
淡いピンクがかった花びらが特徴のシデコブシも綺麗です。
ハクモクレンの花はコブシより少し大きめ。見頃はもう間もなく。
園内西側では花がブドウの房のようにぶら下がるキブシを見つけました。本格的な春が訪れる前の冬枯れの森では、この特徴的な姿はよく目立ちます。
キブシの向かい側に咲くのはダンコウバイ。花はサンシュユの花と似ています。