皇居外苑ニュース
2015年02月23日
北の丸公園の自然
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本日は朝から寒さも緩み、日中はコートなしで過ごせる暖かさとなりました。
2月23日(月)の北の丸公園自然情報をお届けします。
午前中にモミジ林の側を歩いていると、あちこちから鳥達の賑やかな鳴き声が聞こえて来ました。立ち止まってバードウォッチングのスタートです。
まず最初に姿を見せたのはヤマガラ。木の実をクチバシに挟んで、「見て見て!」と言わんばかりの誇らしげな顔でこちらにやって来ました。
オレンジ色の腹が遠目にも目立つ、ジョウビタキのオスも現れて周囲の様子を伺っていました。ジョウビタキは渡り鳥なので姿が見られるのもあと一ヶ月ほどでしょうか。
「ギギギー」と特徴のある声で鳴きながら飛んできたのはコゲラ。キツツキの仲間の中では最も小さいサイズです。樹皮の下の虫を食べにやって来たようでした。
梅林で響く「チーチュルチーチュル」という鳴き声の主を探すと、ウメの蜜を吸い訪れたメジロと出会う事ができました。
現在6部咲きほどのカンザクラにはヒヨドリの姿が。こちらも蜜が目当てのようです。
田安門の近くへ行くと、足元に直径2から3ミリほどの小さなキュウリグサや・・
ホトケノザがありました。
管理事務所前のアカバナミツマタもようやく開花。これからこの小さな紅い花が球状にまとまって花開きます。北の丸公園を散策される際には、少しずつ近づく春を見つけて下さい。