2014年11月10日

北の丸公園の自然

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / いきもの / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉 / バックナンバー2014
 日陰は上着がないと少し肌寒いですが、暖かな日差しが降り注ぐ芝生広場ではレジャーシートの上でのんびりと日光浴されるお客様もいらっしゃいました。

 11月10日(月)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します)

 池面に映るケヤキの黄葉。中の橋の上からお楽しみ頂けます。

 こちらはモミジ林の現在の様子。見頃を迎えるのは11月下旬頃と予想されます。

 気象観測地近くのアオギリも黄葉していました。樹皮が緑色、葉が桐(きり)の葉に似ている事からこの名前に。

バサっと大きな音がしたので見てみると、アオギリの落葉でした。葉の大きさは手のひら3つ分にもなります。

 樹林地を歩いていると、鳥たちの賑やかなおしゃべりがひっきりなしに聞こえて来ました。頭上ではキツツキの仲間であるコゲラが素早く樹から樹へ飛び移り、エサ集めに奔走中。

 可愛らしい色合いをしたヤマガラは、園内ではおなじみの野鳥です。休む暇無く地面をつつき回る姿はとても忙しそう。

 首から背にかけて、美しい黄緑がかった灰色が印象的なシジュウカラも、他の鳥たちと競うように木の実や虫を探し出していました。

 清水門広場から清水濠をのぞくと、真っ白いサギが遠くを見つめて静かに佇んでいました。