2014年11月04日

北の丸公園の自然

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / いきもの / 冬の花 / 皇居外苑・北の丸公園の紅葉 / バックナンバー2014
 朝から澄み切った青空が広がり、気持ちの良い秋晴れとなりました。園内では常緑樹の濃い緑と、鮮やかに色づき始めた黄葉のコントラストがお楽しみ頂けます。

 11月4日(火)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します)

 芝生広場の現在の様子。イチョウの黄葉はまだですが、ケヤキは美しく色付いて見頃を迎えています。

 さんさんと暖かな日差しが降り注ぐ芝生広場では、遠足で訪れた園児たちの楽しそうな声が元気に響き渡っていました。

 樹齢150年といわれるトチノキの大木。黄葉が日の光を浴びて美しく輝いています。

 園内の所々でヤツデが咲きはじめました。

 花粉を運んでくれる昆虫が少なくなるこの時期、ヤツデは強い花の香りで昆虫をおびき寄せます。一つの花につく雌しべと雄しべの成熟する時期をずらして、近親での受粉を防ぎ、健全な子孫を残すための工夫をしています。

 近代美術館工芸館側から池をのぞくと、人目を避けるようにして二羽のカルガモが仲良くのんびり休憩していました。