2014年05月12日

北の丸公園の自然

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 新緑がまぶしい園内では、至る所で小鳥のさえずりが聞こえてきます。散策時には、鳥や昆虫など、生き物たちとの出会いもお楽しみ下さい。
(※画像をクリックすると拡大します)

 吉田茂像を囲んでいた桜の樹はすっかり緑一色に。

 樹林地を散策していると、上部が白くなっている樹を見つけました。

 近づいてみると、ヤマボウシの花でした。ハナミズキ同様、白い部分は花びらではなく苞(ほう)といって、葉が変化したものです。

 こちらは一体何の樹かわかりますか?ヒントはバナナの様な、甘い香り。

 正解はカラタネオガタマです。近くにお寄りの際は、是非香りをお楽しみ下さい。

 清水門広場にはホウチャクソウが咲いています。名前の由来は、仏閣に飾りとしてつり下がっている宝鐸(ほうたく)に似ている事から。

 桜の樹では実が見られるようになりました。写真はカワヅザクラの実です。

 こちらのヨコズナサシガメは、口吻(こうふん)を獲物に突き刺して体液を吸う昆虫です。桜の樹でよく見られます。

 日光浴中のカナヘビ。よほど気持ちが良いのか、すぐ側まで近づいても微動だにしませんでした。

 芝生広場ではハクセキレイが小さな昆虫を目当てに縦横無尽に歩き回っていました。