2013年09月24日

北の丸公園の自然

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 9月も残りわずかとなりました。お彼岸を過ぎて暑さも落ち着き、過ごしやすい気候が続いています。セミの声もいよいよ小さくなってきました。季節の変わり目、体調を崩されないようくれぐれもお気を付け下さい。
 9月24日(火)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します。)

ツルボ
 ユリ科シラー属です。「scilla(シラー)」はギリシャ語の「skyllo(有毒)」が語源となっていて、地下茎部分が有毒であることが属名の由来のようです。淡い薄紫色の花が穂状に咲く様は、なんとも可愛らしいですね。

アツバキミガヨラン
 アツバキミガヨランの花が咲き始めました。学名「ユッカ・グロリオーサ」。淡いクリーム色をした釣り鐘上の花を咲かせています。

モッコクの実
 以前紹介したモッコクに、実がなっています。つやのある葉と赤く色付いた実が綺麗ですね。やがて果皮が裂け、赤い種子が出てきます。その種子を鳥たちが好んで食べるようです。

アキアカネ
 一般的に「赤とんぼ」と呼ばれるトンボの一種です。トンボといえば季節は秋を思い浮かべますね。ですが、実際にはゴールデンウィーク頃から飛んでいます。園内芝生広場では何種類かのトンボを観察することができますので、秋の散策に是非お越し下さい。