2013年05月27日

北の丸公園の自然

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5月も残すところわずかとなりました。園内にある中の池では、カイツブリが卵を温めている様子を見ることができます。
5月27日(月)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します。)

ビロードモウズイカ
ゴマノハグサ科モウズイカ属です。明治初期に日本に渡来しました。

名前の由来は葉がベルベットのような感触である事からきています。大きくなると高さ2mにも成長します。


ガクアジサイ
アジサイ科アジサイ属で、北の丸公園では沿道や山側で植栽されています。
周囲の花だけが開き、それを額に見立てたことが名前の由来です。
また、土壌のPHの違い(酸性・アルカリ性)により色の発色が異なるようです。


ツマグロヒョウモン
写真はツマグロヒョウモンの雌です。雌は、羽の端の黒色が雄よりも目立ちます。体内に毒を持つマダラチョウの仲間、ガバマダラに擬態していると言われています。


カイツブリ
中の池で、カイツブリが卵を温めています。羽化するのは6月の中旬頃が見込まれます。元気なあかちゃんが生まれるよう、優しく見守りましょう。