2008年05月26日

北の丸公園夏模様("本格的な"夏、近し)

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 本日、東京は朝から快晴です。最高気温が28℃まであがるとの予報です。園内にはシオカラトンボが舞い始め、6月の花も咲き始めました。いつの間にか"本格的な"夏がすぐそこに来ているようです。
(*画像をクリックすると「拡大」します。)



「タイサンボク」の花が咲き始めました。10m以上の高い木の梢に上向きに10cm以上の大きな花が咲いています。モクレン科の常緑高木。北アメリカ原産で明治の始め頃、日本に入り、新宿御苑に植栽されたとか。木の下に行くといい香りがしますが、香水で使われるマグノリアの香りがこれです。吉田茂像周辺。

「タチアオイ」の花。アオイ科の多年草で6~7月にかけて紅やピンク、紫など多彩な花が次々と咲いていきます。草丈は1~3mで茎は直立しています。田安門外の靖国通り側。

「ブラシノキ」の花。フトモモ科のオーストラリア原産の常緑小高木。試験管ブラシの毛にみえるのは雄しべの花糸です。この紅色で虫をひきつけるのですが、受粉させればいいのだから花びらでなくてもいいということなのですね。吉田茂像裏手。

カルガモが池の縁をのんびりとお散歩していました。近寄っても逃げません。

ふと見ると池の周りの「アジサイ」が咲き始めています。園内の散策路はまだ蕾ですが、もうすぐ咲き出しますね。