2008年05月07日

北の丸公園夏模様(立夏)

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 5月の連休も明け、さわやかな晴天となりました。北の丸公園の木々もますます緑が濃くなっています。
(*画像をクリックすると「拡大」します。)

 

緑に隠れて見落としがちですが、探せば色々な花をみつけられます。この花は「ハクウンボク」。エゴノキ科の落葉小高木。白い花が房状になり多数垂れ下がることが「白雲木」の由来という説。吉田茂像裏側や千鳥ケ淵側丘などにあります。

「ホオノキ」の花。モクレン科の落葉高木で花は高いところに多いそうです。この葉は日本産広葉樹中最も大きく、古来から食物を盛る葉に用いられ、現在でも「朴葉みそ」や「朴葉ずし」などが有名ですね。武道館南側。

実がなっている木々をいくつか見つけました。これは「カラタチ」の実。カラタチはミカン科の落葉低木で、苦くて食用にならないそうですが、この実を乾燥させたものが漢方薬に配合される生薬となるそうです。中央休憩所南あたり。

「クサイチゴ」の実。クサイチゴはバラ科の落葉小低木で、50cm程度の背丈なため草に間違いやすいのですが「木」です。もう少し赤く熟せばおいしく食べられそう。園内各所に点在しています。

「ウメ」の実です。大きくなってきました。