事業者名 | 株式会社東洋食品 |
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事業所所在地 | 京都府 |
従前設備 | R-22冷媒 |
冷凍能力 | 約100kW |
補助申請の種別 | 食品製造工場 |
補助金額 | 5,576,000円(補助率:1/3) |
導入設備 | NH3冷媒 冷凍機 1台 |
補助申請の種別 | 食品製造工場 |
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補助金額 | 5,576,000円(補助率:1/3) |
導入設備 | NH3冷媒 冷凍機 1台 |
弊社ではアイスクリームの製造を行なっており、仕事をする上で冷凍機はなくてはならない設備です。ところが、今後フロンの供給は段階的に削減されていく状況なので、冷媒の確保のことを考えて、冷凍機を代替フロン冷媒からアンモニア(NH3)冷媒に思い切って切り替えました。
もちろんお金はかかるのですが、何かあってからでは遅いので、補助金が出るのであれば早めに交換しようということですね。急に冷凍機が動かせなくなってしまうと、大変困ってしまいますから。
実はアンモニア(NH3)冷媒については、先代の時代から活用していました。もう45〜50年前の話ですね。フロンはまだなく、冷媒といえばアンモニアしか選択肢がなかった時代です。ただし、当時のアンモニア(NH3)冷媒はなかなか使いにくかったですね。わずかにでも漏れるとどうしても匂いもきついので、20〜30年前に代替フロン冷媒を導入した歴史があります。
最新のアンモニア(NH3)冷媒の冷凍機は、代替フロン冷媒のものと変わらないくらい使いやすいですね。ほとんどコンピューターで自動制御されていて、安全装置も検知器もしっかりついているので、安心安全です。1年ほど利用していて、アンモニアが漏れたことは1度もありません。
最初、補助金のことは全く知りませんでした。冷凍機メーカーさんから教えてもらって、なんとかギリギリのタイミングで申請することができました。これはとても助かりましたね。
正直、もし補助金申請が採択されなかったら従前の代替フロン冷媒の冷凍機をオーバーホールしながら、使える間は使い続けようという話をしていました。先々のことを考えたら自然冷媒の方がいいことは分かっていたのですけどね。うちのような中小企業では、大きな設備の切り替えはなかなか判断が難しいのではないでしょうか。
補助金があること自体を知らない人も多いと思いますので、もっとこの制度の認知が上がるといいと考えています。
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