富山県の概要

地理

地理

富山県は、南北にのびる日本列島の中心、本州の中央北部に位置し、東は新潟県と長野県、南は岐阜県、西は石川県に隣接しています。
三方を急峻な山々にかこまれ、深い湾を抱くように平野が広がっており、富山市を中心に半径50kmというまとまりのよい地形が特徴です。
また、日本海側の中央に位置する本県では、アジア大陸や朝鮮半島など対岸諸国との古くからの交流の積み重ねを活かし、環日本海地域の中央拠点として活発な取組みを展開しています。

気候

5月中旬の富山の気候は気象庁ホームページよりご確認いただけます。

産業

米どころ富山県では、良質米として評価の高いコシヒカリをはじめ、富山オリジナルの早生品種「てんたかく」や晩生品種「てんこもり」が生産されています。チューリップ球根の出荷量が日本一の産地でもあり、伝統ある定置網漁法による漁業も盛んです。
また、質の高い労働力、豊富な電力と水、充実した物産・交通網、ものづくりの伝統、日本海側屈指の工業集積など優れた産業基盤があります。「くすりの富山」として全国に知られる医薬品産業のさらなる発展や新たな成長産業の育成・振興により、「ものづくり県」として一層の飛躍を目指しています。

稲作 / 新湊漁港の昼セリ

自然

富山県は、3,000m級の山々が連なる立山連峰から水深1,000mを越える富山湾に至るまで、高低差4,000mのダイナミックで変化に富んだ地形を有しており、植生自然比率本州一が示すように、美しく豊かな自然環境に恵まれ、四季の移り変わりが鮮明で、多種多様な動植物が見られます。また、天然の巨大なダムともいえる山々からは、1年を通じて豊かできれいな水が生まれ、水力発電、各種用水など多目的に利用されており、暮らしや産業を支える重要な資源となっています。

みくりが池 / 海越しに望む立山連峰

富山県の魅力

季節ごとの旬を堪能できる富山の魚

食 ~新鮮で多彩な旬の恵み~

標高3,000m級の立山連峰から、水深1,000mの「天然のいけす」といわれる富山湾。高低差4000mの地形が生み出す、変化に富んだ自然の宝庫・富山湾は四季を通して新鮮で多彩な食材に恵まれています。

ます寿司 / ホタルイカ

文化と歴史 ~古き良き日本~

文化と歴史 ~古き良き日本~

1995年に世界文化遺産に登録された五箇山合掌造り集落では今も人々の生活が営まれ、日本の原風景ともいうべき素朴で美しい景観が残っています。また「こきりこ節」「麦屋節」「越中おわら節」など、古くから伝わる民謡も数多く残り、長く人々に親しまれています。

高岡御車山祭 / おわら風の盆

富山ライトレール

暮らし ~環境と調和するまちづくり~

富山市は「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」を核に、人と地球環境に優しいまちづくりを進めています。
平成20年度には、全国で13の「環境モデル都市」の1都市に選定されています。さらに平成23年度には、全国で11の「環境未来都市」の1都市に選定されています。

常西公園小水力発電所 / 自転車市民共同利用システム

<引用>
「富山県公式ホームページ」 http://www.pref.toyama.lg.jp/
「富山県観光公式サイト とやま観光ナビ」 http://www.info-toyama.com/
「富山市公式ホームページ」 http://www.city.toyama.toyama.jp/special/eco.html