第2回日中韓環境ビジネス円卓会議
概要
第18回日中韓三カ国環境大臣会合における第2回日中韓環境ビジネス円卓会議は、2016年4月25日から26日にかけて、日本環境省主催により静岡県静岡市で開催されました。本円卓会議は、TEMMビジネスフォーラムと日中韓環境産業円卓会議を統合させるという合意に基づき、2015年より開催されています。会議は、日中韓三カ国の環境技術産業等に関する協力や意見交換の推進を目的に行われ、日本、中国、韓国から、代表団とオブザーバーを含む30名が、政府、産業界、組織を代表して参加しました。
今回の会議は、「北東アジア地域のグリーン産業を加速化させるための日中韓における積極的な連携の推進」というテーマの下で、環境問題に関する各国の分野毎の状況や取組みを重点的に取り上げた発表が行われ、質疑応答では各国の取り組みに関する活発な情報交換が行われました。日本からは、地方公共団体の特色を活かした次世代エネルギーの普及促進や、環境金融に関する政策の紹介、サプライチェーンマネジメントに関する取り組み、工場における排水処理の取り組みや水リサイクリングシステムなどについて発表を行いました。
また、当会議では、これまでの日中韓三ヵ国のエコラベルに関する相互認証の進捗を確認し三ヵ国による塗料及び文房具のエコラベルに関する合意書の調印式が行われました。
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丸川大臣と日本代表
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エコラベルの調印式
当日プログラム
【会場:ホテルセンチュリー静岡】
セッション1 | オープニングセッション |
セッション2 | 環境産業園区の対話(エコタウン関係者による発表) |
セッション3 | グリーン経済/成長を促進するためのグリーンファイナンスに関する政策(政府・有識者による発表) |
セッション4 | エコラベル(エコラベル機関による発表) |
セッション5 | グリーンサプライチェーンの取組(企業代表による発表) |
セッション6 | 水処理技術に関する情報交換と技術協力(企業代表による発表) |
セッション7 | 水処理ビジネスにおける協力事例(企業代表による発表) |
セッション8 | サマリー案の確認、クロージングセッション |